SHOW BOY(シアタークリエ)
「SHOW BOY」
7月18日(木)の昼の部(14:00開演)と、
7月23日(火)の昼の部(14:00開演)
を見に行ったら、
両ステージとも、少女役は、笠井日向さんの出演回だった。
笠井日向さんて、いまは、カムトゥルーという事務所なのだね。
http://c-true.net/artist/kasai-hinata/
「ファン・ホーム」で共演した某俳優や演出家のマネージメントをしている事務所なのか、と。
上演時間、2時間10分。(途中休憩なし)
公演プログラムは、2000円。
豪華客船で上演されるショーと、そのショーがはじまる直前の4つのエピソード(その4つのエピソードは、構成としては順番にえがかれるが、時間的には同時進行していて登場人物も交錯する)からなるミュージカルコメディ。
なかなかおもしろい!
著名映画のいくつかをモチーフにしていて、シーンタイトルとしてその映画のタイトルが用いられている。たとえば、マジシャンの娘である「少女」がメインキャラクターのひとりとなる2つ目のエピソードには「ペーパームーン」というタイトルがついている。
「ペーパームーン」というと、映画よりもジュリーが主演した前田亜季ちゃんの舞台のほうを連想しがちだけど。(子役ファン界隈では、元アニーが出演したバージョンのほうが評価されがちだけど)
この舞台の役名は、メインキャストでも「裏方」とか「支配人」とか「ギャンブラー」とか「主演ダンサー」「通訳」、「少女」などなどで、名前がついておらず、劇中でも登場人物が名前を名乗ったり呼ばれたりすることがなかった(と思う。鳩には名前がついていたけど)。
名前を使わないことで、非日常的で無国籍な感じが出ていたのがよかった。
幕開けから、ピストルを撃つラストシーン(客席へ弾丸が飛んで来る?!)まで、「少女」は、かなり美味しい役だよね。客席に来る場面は、下手の前方。
今回の座席は、15列の上手側と、8列の中央ブロックで、8列はなかなか良席だった。ジャニーズの舞台だし、あんまり前の席が取れても場ちがい客でしかないだろうから、そこそこってとこかな。
愚痴にしかならないが、久家心ちゃんを見たかった・・・。ま、でも、自分の過去の観劇を顧みれば、「セーラームーン」のときは神田愛莉ちゃん派で、「プリパラ」では石井心愛ちゃん贔屓だったのだから、こうなったのは自業自得かも。