新橋演舞場 初春歌舞伎公演 夜の部

初芝居ということで、正月恒例の市川海老蔵座頭の、

新橋演舞場 初春歌舞伎公演を観劇。

1月3日(木)の初日と7日(月)で、両日とも見たのは、鏡獅子のある夜の部のほう。

午後4時開演。終演は、9時9分と掲出されていて、ほぼ同刻に終わった。

初日の時点での上演時間は、昼の部が、11時30分開演で、午後2時54分終演予定だったから、昼の部と夜の部とで、上演時間が約1時間45分もの差があることになる。料金は同じなのに。

筋書は、1300円。


夜の部は、

歌舞伎十八番の内「鳴神」
十一世市川團十郎生誕百十年「牡丹花十一代(なとりぐさはなのじゅういちだい)」
「平家女護島 俊寛
歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」

「鳴神」は、右團次、児太郎に、所化の白雲・黒雲は新蔵、新十郎。

「牡丹花十一代」は、歌舞伎でおなじみの演目「お祭り」をベースに、麗禾ちゃん勸玄くんの劇中ごあいさつを盛り込む創り。ふたりは立ち回りも少しあって、立ち回りでは、勸玄くんが本舞台、麗禾ちゃんが花道。獅子舞も登場して、手拭い撒きもある。


「春興鏡獅子」の胡蝶の精は、秋山兄弟。ふたりの胡蝶は以前にも見ていますが、本興行でははじめてになるのかな。老女飛鳥井が齊入、家老渋井五左衛門は家橘、用人関口十太夫に新十郎、局吉野が玉朗。主役の後見は、升吉。

市川福之助さんの出演は「鏡獅子」だけだが、市川福太郎さんは、夜の部は他に「牡丹花十一代」の芸者、昼の部は「極付幡随長兵衛」の小仏小平、「三升曲輪傘売」の新造。

夜の部の芸者は、立ち位置が最下手なので、手拭い撒きのときは、1階席前方花道外あたりにチャンスがあるかも。

「幡随長兵衛」の小仏小平は、歌舞伎美人の舞台写真に写っている。
https://www.kabuki-bito.jp/sp/news/5235


鏡獅子は、設定からして、やはりお正月の上演がぴったりだね。