芸の真髄シリーズ 第七回 江戸ゆかりの家の芸 成田屋 (国立劇場大劇場)


昨日、8月21日(水)に国立劇場大劇場で行なわれた、

芸の真髄シリーズ 第七回 江戸ゆかりの家の芸 成田屋


午後5時30分開演。ただし、開演前に5分遅れのアナウンスがあった。

ロビーに掲示されていた上演時間は、

助六」(出端 素踊り) 17分
 休憩 20分
「妹背山婦女庭訓 道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)」 28分
 休憩 30分
歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」 57分

終演は、午後8時15分。


公演プログラム、1500円。ポスター、500円。(合わせて買うと、1800円になる)


国立劇場へ向かう途次、永田町の駅を出たらちょうど雨が降って来て、あっという間にどしゃ降りになったので、コンビニに入って、マルチコピー機をいじって、飼い猫の写真のプリントとか引き伸ばしをしながら小降りになるのを待った。空が明るくなって来たので、まだけっこうな降りだったが、劇場まで荷物を濡らさないように急いで歩いたが、あと10分も我慢して待っていれば、ほとんど雨は上がっていた。どうにも待つのは苦手で、時間に余裕があっても、こういうときに待ち切れない…


芸の真髄シリーズというのを、私は今回はじめて見たので知らなかったが、これはNHKエンタープライズが主催していて、過去公演は、BSで放送されたり、DVDで発売されているようである。

今年の会場では、昨年の「芸の真髄シリーズ 江戸ゆかりの家の芸 坂東三津五郎」のDVDを先行販売(かな? 8月23日発売予定)していた。


さて、「芸の真髄シリーズ 第七回 江戸ゆかりの家の芸 成田屋」の配役は、以下のとおり。


助六」 市川海老蔵

「道行恋苧環
杉酒屋娘お三輪:市川ぼたん
入鹿妹橘姫:尾上紫
烏帽子折求女実は藤原淡海:花柳寿楽
後見:市川新次、花柳錦吾、尾上菊透

「春興鏡獅子」
小姓弥生後に獅子の精:市川海老蔵
家老 渋井五左衛門:市川新蔵
用人 関口十太夫:市川升一
胡蝶の精:市川福太郎
胡蝶の精:宇都宮知那
局 吉野:市川升吉
老女 飛鳥井:市川右之助
後見:市川新十郎、市川新次、中村獅一


助六」では、河東節十寸見会御連中が居並んでいたが、プログラムの解説によると、河東節十寸見会は『歌舞伎の舞台では顔を見せないのがきまり(今日の出演は特別な例外)』とのことだ。


「鏡獅子」の胡蝶の精は、福太郎くんと宇都宮知那ちゃん。福太郎くんが、上手側。




次回(来年)の芸の真髄シリーズは、第八回として坂田藤十郎の出演で、2014年8月22日(金)に開催と予告されている。