モーツァルト! 12月18日夜


12月18日(木)は、帝劇で、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

モーツァルト!」の前には、近くの映画館で上映中の「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」を見たというのは、すでに書いたとおり
(→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20141219/p2)

夜の部で、17時45分開演。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 内田未来

この日は、第二幕の「魔笛」の上演後のシーンで、「MOZART!」の垂れ幕をアマデが引き落としたとき、落ちて来た幕がアマデの頭にかぶさっちゃった。

アマデが最初に登場するメスマー邸で、ピアノを弾くアマデのうち、ほかのふたりは、踵が着いているのに、内田未来ちゃんのアマデだけ踵が着かずに爪先になっているのは、あれは、椅子の座り方によるのかな。


これで、内田未来ちゃんの出演回のチケット、4回分を使い果たしてしまった。なんだか、観劇回数が少なすぎて、あまりにもあっけない。

考えてみれば、今回は、「モーツァルト!」の帝劇公演の期間中に、「モーツァルト!」の観劇が10回なのに、それ以外の舞台やコンサートに15ステージも行くという算段。そもそもこれがまちがいのもとだったのだが、でも、しようがないよね、他のも見たかったのだもの(で、あっちを見なければよかったとは思わないし…)。




いまのアマデたちは、揃ってどちらのヴォルフガングとも組むけれど、以前の「井上・中川」時代は、どちらかひとりのヴォルフガングとしか組まない専属のアマデがいて、組み合わせの妙でもあったし、舞台の魅力のひとつにもなっていた。
観客の側も、あのアマデを見るには、こっちのヴォルフガングの回でなきゃだめだと分かると、またチケットを買ったりして、ね。

第二幕のウィーンの広場で、フランス革命を告げるビラを手にしたヴォルフガングが、舞台上手でそれを読むとき、井上・山崎の両ヴォルフガングは、横にいるアマデにもそれが見えるように持つので、アマデもそのビラに目を落とすのだけれど、以前の中川ヴォルフガングは、自分だけで読んでいたので、アマデはその様子を下から見上げていた。
観劇の度に、今日もアマデはあれを読むことが出来なかったな、と思うのも、けっこう楽しかった。