モーツァルト! 11月13日昼


11月13日(木)は、帝劇で、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

12時30分開演。終演は、午後3時52分ぐらい。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 内田未来

最初の、メスマー邸でのピアノ演奏のシーンで、椅子に腰かけているときのアマデは、日浦美菜子ちゃんだと足は踵がついていたが、内田未来ちゃんのアマデはつま先。

この日は、第一幕で、アマデが羽根ペンを2回落とした。1回目は、「僕こそミュージック」のときで、下手から中へ移動しかけたときだから、歌詞でいうと、「退屈ぶっ飛ばす」あたりで。2回目は、「影を逃がれて」のうたになる前、舞台下手で、ヴォルフガングに取られた箱を取り返そうと、手を伸ばしてぴょんぴょん跳ぶ、その跳びかけたとき。

アマデが羽根ペンを落としたのは、はじめて見たかも。箱を落としたのなら、以前に見たことがある。

(余談だけれど、アマデって、こけないよね。ヤングシンバがこけたり、ヤングナラが滑ったりするのはそんなに珍しくないが、アマデがこけたのは、いまだに見ていない)


「影を逃がれて」では、アマデがヴォルフガングの腕に羽根ペンを突き刺したあと、その血で譜面を書いているところで、血糊羽根ペンのキャップが転がり落ちた(多分、机から)。血糊羽根ペンのキャップは、ヴォルフガングの右手に握り込まれるはずだから、キャップが落ちるときは、大抵が、アマデが羽根ペンを引き抜いて取りもどすとき。なのに、そのあとの、血で譜面を書いているときにキャップが転がったということは、羽根ペン突き刺しの前の、ふつうに譜面を書いていた段階で、キャップが外れていたということでしょうね。


第二幕で、レオポルトと訣別したヴォルフガングが「何故愛せないの?」をうたって、膝をついているところに、後ろにいたアマデが来て、ヴォルフガングの右肩に手を置く、という場面。(ここから、アマデが、ヴォルフガングの前を歩くようになるから、終盤へ向かう転回点的シーンでもある)・・・見ていて、なんだか違和感があると思ったら、ここで、ヴォルフガングの肩に置くアマデが手が、左手になっている。これって、今回公演から?(前回公演はどうだっただろう。記憶がはっきりしない) 

むかしのアマデは、ヴォルフガングの肩に置くのは右手だった。つまり、このシーンでも、アマデの3点セットは左手で持っていて、右手を空けていた。それが、いまのアマデだと、「何故愛せないの?」のときには、手が左右逆になって、左手を空けている。

たしかに、左手をヴォルフガングの肩に置けば、アマデの立ち位置がヴォルフガングの後ろというよりも、少し下手寄りになって、絵としてもいいし、次の動きに移りやすいのか。


最後のヴォルフガング&アマデの緞帳前は、下手ソデから登場→(オケピットの)橋の上→上手→真ん中、アマデをおんぶして下手へ退場して、了。

出演予定が出てすぐに、内田未来ちゃんのアマデの出演回を2回買い足したのに、もう残り1回になってしまった。(なんとかしたいな)