モーツァルト! 11月19日


11月19日(水)に、帝劇で、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

12時30分開演。終演は、午後3時51分ぐらい。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 日浦美菜子

第一幕の最後の「影を逃がれて」で、羽根ペンから血糊が出なかった(キャップがとれなかったからなのか、キャップは外れたのに出なかったのかは、よく見えず)。

日浦美菜子さんは、アマデ初日(10日)のステージと較べると、表情が出ていて、見どころが増えた。とくに、ヴォルフガングとアイコンタクトしたときの目の表情には、独特のものがある。ときどき、歩幅を大きくとることがあって、ちょっとしたアクセントになっている。このアマデは、ヴォルフガングに向かって右手を差し上げたときに、いちど止めてから、ぐっと前に突き出すような動きを付けている。

マンハイムウェーバー家にヴォルフガングが招かれて来て、アロイズィアがうたう。そのうたっているところで、セシリアがアドリブを入れるようになっている。この日は「私が産みました」といっていた。「私が教えました」とかいったのも聞いたから、今回公演では、けっこうここでセシリアが何かいうのかな。

「何故愛せないの?」でのアマデは、ヴォルフガングの肩に置くのは左手で、譜面帳、箱、羽根ペンの3点セットを右手持ちにしている、と前回書いたが、第一幕のプラター公園の場での、上手からの出のときにも、アマデは3点セットを右手持ちにしているのだね。
[補記] 第一幕の、ウェーバー家を訪れたときの入りでも、右手持ちで左手を空けている。なので、3点セットが右手持ちになるのは、3回。

カーテンコールのあとの緞帳前は、この日も、井上ヴォルフガングがアマデをおんぶしての退場だった。


ところで。「モーツァルト!」のプログラム(やチラシ)に載っているキャストの扮装写真は、主役は別として、同じ役で出続けているキャストは写真が変わらないまま。2012年から同じというひとも少なくないし。ちがう役で出演することにならないと、撮り直さないのかな。

ドクトル・メスマーさんなんて、写真がいまとはけっこうちがっていて、さすがになんか変。大谷美智浩さんは、むかしよりいまのほうが、シブくって格好いいのに。だけど、モーツァルトマニアのドクトル・メスマーって、いい役だよね。コンスタンツェとともに、いちばん最初に舞台に登場するし、第二幕でもしかり。
で(これは余談)、最後にはジャン・ピエールがされこうべを掘り出すが、あの穴はけっこう気になる穴だ。

メスマーが持っているカンテラの火は、双眼鏡のピントを合わせるのにちょうどいい、というのは、むかし書いたような気がする。


ここを見たら、
(→http://www.michiko-dm.com/2014/11/10/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88/)
日浦美菜子さんのアマデは、ゲネプロに、井上ヴォルフガングと組んで出演した、とありますね。