モーツァルト! 12月12日


12月12日(金)は、帝劇で、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

12時30分開演。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 日浦美菜子

今回公演は、結局、10ステージしかチケットを買わなかったので、日浦美菜子ちゃんのアマデは、これが見納め。といっても、日浦アマデは、この12日と同じキャストでDVDになるので、きっと発売後には、出演シーンを繰り返し見ることになり、過去のアマデたちの記憶はこの子の演技で上書きされてしまいそう。ということで、このアマデが、もっとも息の長い存在になることが、確実。

第二幕で、羽根ペンがピアノの上から落ちた。(前回見た日浦アマデのときも、羽根ペンが落ちたのだったが、)今度は、シーンが魔笛になる直前。ヴォルフガングがピアノの鍵盤ををバーンと叩いて、アマデが、持っていた箱と羽根ペンをピアノに置いたとき、すぐに羽根ペンが下に落ちた。そのままで、シーンは進み、クライマックスの「モーツァルトモーツァルト!」の前奏になって、アマデが再び箱と羽根ペンを手にするタイミングで、拾った。

日浦さんのアマデは、差し出した右手や、羽根ペンを持った右手を、いちど止めたあと、ヴォルフガングへぐっと突き出すのが、特長的でいいよね。そんなことはしない他のアマデも、余計なことをしなくてよいのだけれど、でも、ちょっとひとクセあるのは、独特の存在感に思える。

モーツァルトの死」では、やっぱり最期は笑うアマデだった。




この日は、舞台写真版に替わった公演プログラムを購入(2000円)。アマデ中心に見ると、いい舞台写真が少ない、というのが率直な感想。

どちらというなら、稽古場の写真が載っていた最初のプログラムのほうがいい。アマデの3人がかわいく写っていたし、メスマー邸のピアノ演奏シーンの稽古写真が内田未来ちゃんだったりする。

今回公演の稽古場写真といえば、「ステージスクエア」vol.11(日之出出版、833円+税)にも載っていて、こちらは、内田未来ちゃんと柿原りんかちゃんは、しっかり写っていますが、日浦美菜子ちゃんはピントが合っていないです。

Stage Square Vol.11
http://hinode.co.jp/?newbook=stage-square-vol-11