モーツァルト! 8月24日昼(帝国劇場)



8月24日(水)は、帝国劇場で、「モーツァルト!」を観劇。

午後1時開演の昼公演。





中川晃教のヴォルフガングに、黒沢ともよのアマデ。



前日の「200回記念特別カーテンコール」で、ともよちゃんは、今年のアマデのなかでは、歳は下でも、小さくはないということが分かって、ちょっと認識が変わった。

そう思って見れば、他のアマデより細くもないし…あんよも、ね。



右手の遣い方が、見どころ。ちょっと右手を前に出すしぐさに、感情を乗せている。

「何処だ、モーツァルト!」でコロレドが投げ捨てた譜面に、「僕はウィーンに残る」で召使たちの上にダイビングしたヴォルフガングに、アルコ伯爵に蹴とばされて倒れたヴォルフガングに向けて、ちょっと右手が動くところが、上手い。



黒沢アマデの右手といえば、「影を逃がれて」の入りのところで、箱を返せとヴォルフガングに右手を差し出すが、このとき、上げた手をぐっと前に突き出して、二段モーションになるのも、特徴的。



この日は、ヴォルフガングの右腕に羽根ペンを突き刺すシーンで、キャップが外れなかったらしく、血のりが出なかった。血のりが出ないままで、きまって、第一幕終了。



第二幕は、「モーツァルトの死」で、ヴォルフガングのひざの上に、うつぶせに倒れ込んだラストシーン。そして、フィナーレでは、ともよアマデの瞳のインパクトが、圧倒的だった。





最後の最後の、緞帳前のヴォルフガングとアマデは・・・

下手からアマデが出て、かわいく手を振る。ヴォルフガング出て、ともよ嬢を真似て手を振る。舞台中央で拍手にこたえる。

黒沢ともよ、帝劇の千秋楽でした、ということで、ふたり小声で会話、



 中川さん「4年生だっけ」と確認。

 ともよちゃん「3年生です」と返事。



客席へ、3年生と紹介。

耳打ちされたアマデからのあいさつを、ヴォルフガングが通訳。でも、その前の会話がばっちり聴こえていたので、そっちのほうが重要!かもね?