嵐が丘 (赤坂ACTシアター) その2


7月20日(水)に、赤坂ACTシアター

ミュージカル「嵐が丘
(演出:西川信廣、脚本:飯島早苗、音楽:倉本裕基)

を、2度目の観劇。

20日は2回公演あって、見たのは昼の部で、午後2時開演。


ヒースクリフ子供時代 坂口湧久』


やったね!湧久ちゃんだったよ。わくわくだよ。

セリフはちょっとしかないけど、汚してある顔がかわいいよ。なぐられるところもかわいいよ。「君の名はヒースクリフ」のナンバーで、アーンショウに寄り添う姿も、かわいい。

カーテンコールは、女性アンサンブルといっしょの登場で、これは子役ふたりとも同じ。


ダブルキャストのヒロインは、「キャサリン 平野綾」だったけど、とくにメインキャストのだれかのファンだからというのでなく、普通にミュージカルとして見るのなら、こちらのキャサリンのほうがおもしろいと思う。ヒースクリフを愛しながらも上流社会に憧れ、階級社会の身分差を乗り越えられずに、結果、主人公の愛憎の対象にされて散るという、ややこしいヒロイン像を上手く演じている。

平野綾というひとは、ブログがどうしたとか、ツイッターがどうのとか、そういう話題の印象が強いのだけれど、この舞台を見ると、一般に流布しているそんなネガティブなイメージとの落差が不可解に思える。


座席は、1階前方のS席(定価で購入したチケット)。1階席は、7割ぐらいの入りだったでしょうか…。

視界良好の席で、わくちゃんが見られてうれしかったし、2度目の観劇だと、少し慣れて、いくつかのミュージカルナンバーやメインキャストのうたにうっとり出来て、楽しかった。


(3度目の観劇については、回避するかも…。いま、迷っているところ。スタンプラリーでもらえる写真に子役は写っていないし、せっかく、良席で湧久ヒースクリフが見られたので、ここで満足しておくのもひとつの選択なので)


入場のときにもらったチラシの束に、坂口湧久くんが、12月に出演する公演のチラシが入っていた。またまた、梅田芸術劇場の主催公演である。