宇宙ショーへようこそ (初日舞台挨拶)


6月26日(土)は、初日舞台挨拶付きの

映画「宇宙ショーへようこそ
http://www.uchushow.net/

を見に行った。

新宿バルト9での午前9時〜の回(上映後に舞台挨拶)を見て、そのあと、シネ・リーブル池袋での午後2時35分〜の回(上映前に舞台挨拶)を見た。


朝の9時に間に合うように出かけて、上映時間136分のアニメ映画を2回見ると、けっこうな疲労感。

新宿、池袋の2会場とも舞台挨拶の登壇者は同じで、子役たちは同じ服だった。

黒沢ともよちゃんを見るのは「グレイ・ガーデンズ」以来で、半年ぶり。松元環季ちゃんと生月歩花ちゃんをナマで見たのは、はじめて。


夏休みの校舎で、村の小学校の全児童5人が、子どもたちだけの合宿をする。その1週間のはじまりの日に、怪我をした犬の宇宙人・ポチを助けたことから、そのお礼に、5人は宇宙旅行に招待される。が、地球に帰れなくなったり、「ワサビ」をめぐる争奪戦に巻き込まれたりと、思いがけない試練に見舞われ、「宇宙ショー」の主宰者と戦うことになる。合宿が終わる日までに、5人は揃って無事に村の小学校に戻れるのか、というお話。

「宇宙ショー」っていったい何だろうと思っていたら、全宇宙に中継されているショーのことなのだった。

戦うといっても、素手で闘うのは女の子で、男子は機械操作というのは、時代の反映か、それとも、男性アニメファンを主なターゲットにした作品ではこれがふつうなのか…

スケール感のあるSFアニメだが、普段はそうしたジャンルに関心がないものだから、ストーリーや映像のなかに膨大な情報やエピソードが細かく詰め込まれていることに、びっくり。とはいえ、私は、表面的な展開を追っていただけだから、2回見たとはいえ、多分、ディテールの多くは読み取れていないと思う。

捕らわれの身となった周(あまね)ちゃんに大興奮(笑)。というか、生月歩花ちゃんの声が素晴らし過ぎる。ベビーシッターをするのもよいな。

飯野茉優ちゃんが声を演じている「インク」が、かわいかった。最近、教育テレビの某番組は全く見ていないので、久しぶりに飯野茉優ちゃんの声を聴いた。

それにしても、ポチっていう犬(宇宙人で教授だけれど)、夏紀(なつき)や倫子(のりこ)をさしおいて、周(あまね)ちゃんに気があるというのは、どういうことよ。助けてもらったからってだけではないな、あれは。


パンフレット、800円。メインキャスト(子役たち)の写真は、小さいプロフィール写真が載っているだけ。ストーリーや解説は詳しく書かれているけれど。

パンフレットよりも、7月27日発売予定の

宇宙ショーへようこそ 公式ガイドブック」(一迅社、2200円税込)

のほうがよさそう。これには、キャストインタビューが載るらしいから、買おう!


日舞台挨拶の登壇者は、下手から、舛成孝二(監督)、松元環季(西村倫子役)、黒沢ともよ(小山夏紀役)、生月歩花(鈴木周役)、吉永拓斗(原田康二役)、鵜澤正太郎(佐藤清役)、藤原啓治(ポチ・リックマン役)。2会場とも並びは変わらず。

舞台挨拶に、報道の取材が入ったのは、新宿バルト9での2回目の上映前の舞台挨拶だったようだ。
http://animeanime.jp/report/archives/2010/06/post_219.html(アニメ!アニメ!)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100626-OHT1T00210.htm(スポーツ報知)

私が見た2回と、報道されている分とを合わせると、舞台挨拶の内容は毎回ちがっていたみたい。また、上映後のあいさつと、上映前のあいさつとでもちがっていて、上映前はこれから映画を見るお客さんのためにネタバレしないように、ということだった。


アフレコは、昨年の夏に行なったのだと。(昨夏というと、時期としては「ブラックバード」をやっていた頃かその前後なのかな?)

黒沢ともよちゃんが、「宇宙ショーへようこそ」の台本は、3冊あったといっていた。つまり、台本が1冊になっていなくて、3分冊されていたために、結末がどうなるのかを知らずに声を入れて行ったので、結末や先の展開が分かっていて演じるのとはちがうものになっている、というようなことをいっていた。

松元環季ちゃんは、なんであんなに脚のかたちがきれいなのだろう…


クレジットにある、声の出演のうち、メインキャスト以外の子役は、

飯野茉優(インク役) 林遼威(西村寛人=倫子の弟役) 相澤瑠星 木村真那月 田中愛生 松浦愛弓 渡辺哲史