鈴木先生(MOVIXさいたま)


1月14日(祝・月)に、MOVIXさいたまで、映画「鈴木先生」の舞台挨拶付き上映を見た。この日は、生徒役・男子チーム7人の舞台挨拶があって、午前10時15分〜MOVIXさいたまでの上映前。

雨が雪にかわって、どしゃどしゃ降るなか、成人の日のさいたま新都心は、朝から、さいたまスーパーアリーナでの成人式イベントに出席の人出で賑わっていた。


スクリーン前の床には、舞台挨拶での7人の立ち位置がテープでバミってあって、それに名前が書いてあったものだから、開始前、ファンらしきひとが何人も、バミリのバツ印を写真に撮ったりしていた。

舞台挨拶の並びは、下手から順に、『岡駿斗(横関康輔役)、桑代貴明(藤山高志役)、西井幸人(岬勇気役)、北村匠海(出水正役)、藤原薫(竹地公彦役)、柿澤司(阿部悠貴役)、中嶋和也(長谷部哲役)』の並びで、真ん中の3人が司会。

登壇者は、揃って、映画のなかの制服姿。でも、竹地公彦の眼鏡はなしだったかな。(前日に行われた、生徒役女子チームの舞台挨拶も衣裳の制服姿での登場だった)

女子生徒役の出演者とは、じっさいに恋愛関係になったりしなかったか、という質問をしたお客さんがいて(しかも、藤原薫くんを名指しで)、大胆なことを訊くものだなぁ…と思った。仲はよかったが、そういうことはなかった、というこたえだった。

撮影はドラマから1年経っていて、成長した姿を見て欲しい、みたいなことを登壇者がいっていたが、男子生徒の場合、身長的にもかなりちがっているのが映画を見ても分かる。

主演の長谷川博己さんが「くしゃみ」をするという話があって、このくしゃみの話題って、前日の女子チームの舞台挨拶のときも出ていたから、撮影中にいきなりくしゃみをする長谷川博己さんはよっぽどインパクトがあるのだろうなぁ…。

北村匠海くんの手汗の話が印象的。

映画では、その出水正が中心になる、生徒会選挙のエピソードは、すごくおもしろいね。もうひとつのメインエピソードの人質立てこもり事件のほうは、あまり好みではないけれど、生徒会選挙と並立したつくりになっていることで、おもしろく展開する。

女子チームもやっていた、登壇メンバーのサイン入りカラーボール投げも、行われた。


舞台挨拶が終わると、映画を見ないで出て行っちゃったお客さんが、どのくらいいたのかなぁ・・・10人まではいなかったと思うけど、8人前後? きっと舞台挨拶のはしごで、池袋のシネマ・ロサという映画館へ移動したのだろうけど、MOVIXさいたまが上映前、シネマ・ロサでは9時45分の回の上映後だから、このふたつをはしごすると、結局、舞台挨拶だけで、映画が見られないよね。
(13日の女子チームの舞台挨拶は、2か所とも上映後だったから、はしごしても、1回はちゃんと映画が見られた)


舞台挨拶のあとは、すぐに本編の上映に入ってくれたらいいタイミングなのに、予告とCMがはじまっちゃったから、ちょっと困った間が生じて、その短い時間を持て余した。

鈴木先生」って、ドラマのときには、なんかフィルターがかかったみたいな画面になっていたが(ドラマは録画はしたのだけれど、半分ぐらいしか見ていない)、映画では、そういうのがなくて、見やすい。

映画の最初の鈴木先生の妄想夢が、「男はつらいよ」シリーズの冒頭で寅次郎が見る夢みたいだ、と思ったのは私だけだろうか。