團十郎復活


市川團十郎團十郎復活 六十兆の細胞に生かされて」(文藝春秋、1550円)


十二代目團十郎は、病中の読書をきっかけに、改憲論者になったと書いていて、日本人自身による憲法を作るべきだと主張している部分が、読後、もっとも印象に残った。

これから芝居を見るたびに、成田屋改憲論者、という連想が頭をよぎるだろう。

(この本は、読まなきゃよかったな)