田仲みなみちゃんと、高木ことりちゃん


10月大阪松竹座(10/3〜10/26)、その後、御園座(10/29〜11/9)でも上演される、

沢口靖子主演の舞台「女ひとり ミヤコ蝶々物語」

の子役(鈴子=少女時代の蝶々)は、

高木ことり・田仲みなみ (ダブルキャスト)

と、すでに判明していましたが、
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080612/p1


このたび、ルートのサイトにふたりの簡単な紹介が出た。
http://www.root-root.com/monthly.htm

田仲みなみちゃんは、安来節全国優勝大会で2年連続優勝(19年度は少年2級、20年度は少年1級)。これは、安来節の踊りの部門のようだ。現在、小学5年生。

高木ことりちゃんは4歳から民謡をやっていて、日本民謡の関西最大組織、民謡朝啄会の師範である高木妙の孫、とのこと。

ふたりとも、民謡少女。


安来節が劇中で重要なのかな、と思って、「私の履歴書 ミヤコ蝶々」を引っぱり出してめくってみたら・・・なるほど、娘を芸人にしたいと思った父親が、横山エンタツに相談して、昭和2年、7歳の鈴子を座長にした旅回りの一座、都家蝶々一座を持つ。初舞台は九州の炭鉱町の劇場で、最初は安来節をうたっていたが、その後、漫才をするようになった。という経緯だ。

「女ひとり ミヤコ蝶々物語」では、きっと、このあたりのことが、ミヤコ蝶々の少女時代として、舞台にかかるのでしょう。

いわゆる子役ではなく、民謡の出来る子を選んだキャスティングも含めて、これは、面白そうである。