モーツァルト! 12月4日昼


12月4日(火)は、帝国劇場で、ミュージカル「モーツァルト!」の昼の部を観劇。12時30分開演。

井上ヴォルフガングに、アマデは、野本ほたるちゃん。

野本ほたるちゃんのアマデは、おでこがいいな。走るときの手の振りが、かわいい。


今年のアマデは、2幕で、部屋の窓からコンスタンツェが入って来る直前のシーンの、「愛していれば分かり合える♪」で、ヴォルフガングが放り出した譜面を拾って揃えたあと、譜面を抱き締めるというのがなくなった。いちおう胸の前で譜面を軽く抱くようなしぐさはするのだけど、むかしのアマデみたいに、ぎゅっとは抱かないのね。

譜面といえば、アマデは譜面を大事にしていて、ヴォルフガングがぞんざいに扱うと、しわを伸ばしたりもするのに対して、2幕のクライマックスで「自分の力で」レクイエムを書くことになったヴォルフガングは、譜面を書きながら作曲に行き詰まって反古を出している。アマデは天才だから、反古は出さないのかな。


1幕の最後の「影を逃がれて」では、井上ヴォルフガングも、中川ヴォルフガングも、以前の上演のときよりも、視覚的に、アマデとの距離をとってうたっている。


最後の緞帳前は、いつも通りに、ヴォルフガングとアマデが手をつないで登場(井上芳雄氏版だと、客席から見て右がヴォルフガング、左がアマデになる)、下手 →上手 →真ん中で、(井上)左手で投げキス、ほたるちゃんにもうながして、アマデも右手で投げキス、「ありがとうございました(井上)」「オーケストラ(へ拍手)」、ヴォルフガングがアマデをおんぶして、もういちど「ありがとうございました」といって下手へ退場して、了。


関連の過去ログ
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20071204/p3


余談だが、この公演回に入っていた『JR東日本 大人の休日』というのは団体さんかしら?それとも割引でチケットが買えるというような会員サービスの日だったのかな。件のホームページを見てみたが、よく分からない。