サウンド オブ ミュージック (7月14日夜)


スイセイ・ミュージカルの「サウンド オブ ミュージック」を観劇。

2回公演あった7月14日(土)の、午後6時開演のほう。

東京芸術劇場は、池袋の駅から地下道でつながっているから、雨が降っても劇場に着くまでにぬれなくて、いいな。

升本喜年田宮二郎、壮絶! いざ帰りなん、映画黄金の刻へ」(清流出版、1800円+税)という本を買うのに道草を食ってから・・・中ホールへ。


「一幕、1時間35分。休憩、15分。二幕、55分」のタイムテーブルは、12日と同じ。

トラップ大佐の子ども役は、

リーズル:相原奈保子
フリードリッヒ:杉中美樹
ルイザ:島田華衣
クルト:影山樹生弥
ブリギッタ:西原杏佳
マルタ:今澤汐音
グレーテル:田村芽実


もう、これ、めちゃくちゃ面白い。座席もかなり前方だったし、前の席のお客さんがお子さんだったから視界は抜けていたし、スイセイ版サウンドの観劇も二回目だったので、すっかり舞台の世界に浸れた。

「ドレミの歌」の後半、街へ出てのダンスシーンが、すばらしいわ。わくわく感あふれる振付。カーテンコールで、ここのダンスがリピートされるから、さらに圧巻。ミュージカルのダンスシーンの楽しさ、ここにあり、という感じ。
子役が歩くときの手の振りが、なんともいえず、かわいいよね。

マリア先生の若さが、素敵。そして、夏樹陽子さんのエルザが、とてもいい。分別のある大人の女性として嫌味なく演じている。このエルザとの対比が、若いマリアをまた魅力的に見せてもいる。絶品のエルザ。


ブリギッタちゃんも揃ってかわいいが、マルタ役の子も、負けず劣らずにかわいいふたり。グレーテル役の子たちも、舞台の上で頼りない感じがないキャスティングだから、子役の見どころも満載のステージ。東京で、8ステージしかないのは、もったい気がする。


お客さんの入りは、初日と同じくらい。1階席は、初日ほどは埋まっていなかったが、その分、2階席にお客さんがいた。といっても、2階は空きすきだけど、初日よりはいたみたい。(昼の部だと、たくさん入っているのかしら?)


ところで、プログラムの中村香織さんの紹介に『日本で初演以来7人目のマリア役』とあるけれど、淀かおるさん、越路吹雪さん、安奈淳さん、坂口良子さん、大地真央さん。中村香織さんを含めて、6人しか思いつかないよ。


7月12日分の雑感は、↓(2度目の観劇後に少し直しました)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070714/p3
7月15日分は、↓
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070720/p1
8月2日公演分の雑感は、↓
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070803/p1