サウンド オブ ミュージック (東京芸術劇場中ホール) 8月9日夜


8月9日(土)は、東京芸術劇場 中ホールで、

劇団スイセイ・ミュージカル「サウンド オブ ミュージック」(演出・日本語台本:西田直木、ドレミの歌作詞:ペギー葉山、振付:吉田潔)

を観劇。

夜の公演で、午後6時30分開演。


この日は、日生劇場で「トムは真夜中の庭で」(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080811/p1)を2ステージ見て、そのあと、「サウンド オブ ミュージック」というスケジュール。なかなか楽しい行程だった。


サウンド オブ ミュージック」2008年公演は、7日昼のステージを見たのに続いて、2度目。

座席は3列目で、気持ちよく舞台に浸れる席位置だった。ただ、客席は、7日昼のほうが埋まっていて、これは少し意外の感(ミュージカルだから、平日の昼より土曜の夜のほうが入りがいいのだろうと思っていたから)。

昨年公演との比較や特定キャストの印象その他、8月7日昼公演のエントリー
(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080810/p1)
ですでに書いたことは、ここでは繰り返さない。


ロビー(の下手側)に、今年の「サウンド オブ ミュージック」全国ツアー各公演地のチラシが置いてあったので、これは! 1枚ずつ全部もらおうと思ったが、さすがにムダだと考え直して、5、6か所分でやめて、あとはチラシと同じ絵柄のポストカードを数枚とって来た。今年のポストカードには、子役の名前もしっかり入っている。



8月9日(土)午後6時半開演のトラップ家の子どもたちの配役は、

リーズル: 本多加奈

フリードリッヒ: 杉中未樹

ルイザ: 吉村美喜子

クルト: 今澤汐音

ブリギッタ: 西原杏佳

マルタ: 田村芽実

グレーテル: 加藤実祐紀


リーズル以外は昨年公演からの続投組が揃い、さらに、クルト以下の4役は、私にとってはいちばん見たかった組み合わせなので、うれしいこと限りなし。

グレーテルの加藤実祐紀ちゃんは昨年よりもかわいくなっているし、田村芽実ちゃんの目がクリクリとして印象的なのは、あれはメイクのせいかしら、それとも表情の出し方が上手いのかな。

スイセイ版「サウンド」では、もともと長男のフリードリッヒに女優さんが配されているから(東宝ミュージカルだとフリードリッヒは男の子の子役がボーイソプラノを披露するのがしどころなのだが)、今澤汐音ちゃんの男の子役も違和感なくて、バランスよく見える。

クルトといえば、第一幕のトラップ家のパーティで、大佐とマリア先生に、クルトとブリギッタが絡んで、その後ふたりのダンスになるシーンが、とてもいい。西原杏佳ちゃんのブリギッタの、年齢設定より大人びた感じが絵面としても活きている。
このパーティの場での登場人物の出し入れはとても演劇的で、面白く、名作ミュージカルの懐の深さにも思える。


それにしても、子役たち、衣裳替えが速いなぁ。


カーテンコールは、終演時刻の関係で4人の子役は登場せず。「ドレミの歌」のダンスは、子役の4人が出られないと、やはりもの足りない。とくに、リフトされる子たちがいないのは…。土曜日なのだから、夜の開演を5時半か6時にすればよかったのに、とも思ったが・・・この日私が観劇出来たのは、開演が6時半だったからでもある。


ところで、杉中未樹さんはいつから改名(美樹→未樹)したのでしょう。4月のIMAホールでの「サウンド オブ ミュージック 2008全国ツアー前夜祭 Music Concert」(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080413/p2)のプログラムではすでに「杉中未樹」になっていますが、同前夜祭のチラシではまだ「杉中美樹」なので、前夜祭の前くらいに字を替えたとみればよろしいのかな?

                  • -

関連のエントリー(抜粋)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080810/p1
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080413/p2
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070803/p1(2007年公演分)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070410/p2