3年B組金八先生 夏休みの宿題 (御園座)8/8昼



8月8日(月)は、御園座で「3年B組金八先生 夏休みの宿題」を観劇。

初日につづいて、今夏2度目の御園座(初日の雑感は、ここ。子役と、メイン生徒役の出演者は、こちら)。





この日は、昼の部のあと、「3年B組金八先生 放送25周年記念 トークショー金八先生を囲んで」というイベントがあった。これは、早い時期に今回公演の前売りを御園座で購入したひとが葉書をもらえて、そのはがきで応募して抽選ということだったと思うが、私も当たったので、観劇予定を繰り上げてこの8日に昼の部から見ることにした。





初日とは、だいぶ雰囲気が変わっていた(お客さんも、初日より多かった)。



アドリブなのか、ああいうやり方で固まったのかは分からないが、デイケアセンターの老人たちの芝居は、石倉三郎さんを筆頭に派手になっていたし、金八先生は、第二幕の「授業」では、お客さんを巻き込もうという意図が顕著だった。



金八先生の質問にお客さんが答えたとき、一所懸命拍手をするのが舞音(上脇結友)ちゃんの役目なのかな。

その上脇結友ちゃん、左脚のすねに傷を作っていて(初日にはなかった)、そこに、ばんそうこうを貼ってもらうという段取り。



作り物でなく、本当にけがをしたらしいのが、倉沢桃子さん。左足のかかとなのか、足首なのか、そのあたり。一、二幕での歩き方を見ても痛々しくて、ちょっと大変そうだった。

第三幕の「桜中学文化祭」の手踊りには出ていなくて、倉沢さん以外の4人で踊っていた。振りのタイミングなどは、4人で踊るように直してあって違和感なく見られた(が、ここは、5人で踊らないと、ストーリーの整合性が薄まってしまうのが残念)。



参考までに、手踊りの並びは、初日は、向かって左から、響介(五十畑迅人)・真琴(倉沢桃子)・舞音(上脇結友)・美笛(高松いく)・弦(平慶翔)の順。8日は、真琴が抜けた恰好。



第二幕での精霊流しのシーンで、精霊舟が花道に来ず、下手のソデへ行っちゃったのに、びっくり。

初日は、花道へ流れて来たのに。変更したのでしょうか?ここは、スモークをたいた花道を舟が流れて行って、お客さんが気を取られている間にすっぽんを下ろして、…ということではなかったのかな。



そのすっぽんから登場する子役(12才のトメ)は、中西彩ちゃん。第三幕では、津軽三味線をバックに舞台上手で踊って、そのあとに、奥のステージでセリフがある。泣かせる役どころだ。



赤木春恵さんは踊りで魅せるひとではないからか、手踊りでは、明かりを落とすタイミングが早い。(明治座での淡島千景さんのときは、もう少し踊りを見せていた)





第三幕の「海援隊トーク&ライブ」

8日昼は、武田鉄矢さん、舞台から何人ものお客さんに話しかけていたが、そのうちおひとりから「コラ鉄矢」をうたってとリクエストされて、じゃあやりましょうと、プログラムを変更して「母に捧げるバラード」をうたうことに!

すごーい、得した気分。

急な変更でバックバンドは演奏出来ないというので、「母に捧げるバラード」は海援隊の3人で。なかなかいいものを見た、というか聴かせてもらった。



ちなみに曲目は、

 人として

 初恋のいた場所

 思えば遠くへ来たもんだ

 Boys & Girls don't cry 母に捧げるバラード

 贈る言葉