少女ミウ (ザ・スズナリ)
5月21日(日)と24日(水)に、ザ・スズナリで
M&Oplays(森崎事務所)プロデュース
「少女ミウ」
(岩松了 作・演出)
を見た。
21日は初日で、14時開演。
24日も、14時開演の昼の部を観劇。
上演時間は、2時間5分とのアナウンス。数分押して開演して、16時10分ぐらいの終演。
出演は、
堀井新太 黒島結菜 川口覚 富山えり子 金澤美穂 篠原悠伸 藤木修 新名基浩 岩井七世 安澤千草
4年前に「不道徳教室」を見ているので、この「少女ミウ」もきっとまた分かりにくい舞台なのだろうな、とは思っていたが、まさに予想どおりの分からなさ。「不道徳教室」と同じように、劇中の時間は行ったり来たりする。
「不道徳教室」は、(制服がかわいかったこともあって)眠くなったりはしなかったが、「少女ミウ」では睡魔との戦いも強いられる・・・
ミウの母と姉と義兄(姉の夫)は、なぜ死ぬことにしたの?しかも、銃でだよ、銃。
14歳のミウと、劇中の「いま」(6年後)のミウが代わり映えしないのは、そこに意味があるの? 死んだ姉が妊婦だったことと、終盤の妊婦になったミウとを、結びつけて考えるべきなの? あの結末がなぜそうなるのかや、終わり近くの3人の関係の提示も、自分なりの理解にまったく自信が持てない。
そもそも佐伯(?)ミウちゃんは、あの薬(毒薬)をどんなルートで入手したのだろう?って、それよりも、おなかの中の子が何で「ミウ」なの?
震災による原発事故が背景にあるのだけれど、とにかく肝心なことはぼかされている。それなのに、テレビ局のシーンでは、どうでもいいような笑わせネタがあったりするし。
あといっかい観劇予定だが、結局、分からないままだろうな・・・
金澤美穂ちゃんは、髪が短か過ぎで、以前とイメージがちがう。
そういえば、「サクラダリセット」という映画は見ていないのだけれど、この前、さくら学院のライブ・ビューイングを見に行ったシネコンの売店に、サクラダリセットの下敷きを売っていたので、買ってみた。
余談だけれど、「倉島」と「黒島」って、いいまちがいしやすいの?(と、サクラつながりの、さくら学院ネタ)