不道徳教室(シアタートラム)
6月12日、19日に、シアタートラムで
M&O playsプロデュース
「不道徳教室」
(作・演出:岩松了)
を見た。
会場に掲出されていた上演時間は、1時間50分。途中休憩、なし。
公演プログラム、800円。ノートを模した表紙になっている。
折り込みのチラシ類といっしょに、配役・スタッフの書かれた紙が配付された。
シアタートラムでは、B列が最前列になっていた。
[配役]
山城: 大森南朋
須佐あかね: 二階堂ふみ
元木久子: 趣里
有田弥生: 大西礼芳
リカコ: 黒川芽以
教頭: 岩松了
(他にも舞台に出ているひとがいたり、声の出演があったりもするが・・・稽古場代役しかクレジットされていない)
もっとスリリングでエロティックな舞台を期待していたのに、とにかく退屈。おもしろくない、これ。なんだか、さっぱり、理解出来ない芝居だ。伏線的なシーンやセリフばかりで、結局、肝心なことが分からないままではない?
まず、1回見ただけでは、シーンの時系列が分からない。2度目の観劇の前には、「悲劇喜劇」7月号掲載の戯曲に目を通してみたが、それでもなお場面の時間的な前後でよく分からないところがある。
女子高生3人が秘密基地に帰還兵を匿っているって、それは、設定上の事実なの?そもそも帰還兵って、いつ、どこの話…? 久子の愛称がチャコだなんて、旧過ぎて違和感もあるし。
最後のシーン(のあの山城のセリフ)は、どう受け取るべきなのか。
もう1ステージ観劇予定だが、3度見ても、分からないものは分からずに終わりそう。けっこう、しんどい。