雪の断章


最近、あちこちの書店で、

佐々木丸美「雪の断章」(創元推理文庫)

http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488467043
http://www.tsogen.co.jp/np/recommend.html#item0

が平積みになっていたり、文庫の棚の目立つ位置に並べられていたりする。

今朝の新聞には広告も出ていたから、東京創元社は、この懐かしい作品の販売に、かなり力を入れている模様。

じっさい、売れているみたいだが、いまの若い世代にも受け入れられているのかな?それとも、かつて佐々木丸美の読者だったひとたちが、ふたたび手に取るというケースが多いのか。

「雪の断章」をはじめとして、佐々木丸美作品といえば、むかしは講談社文庫だったよね。ずらっと揃っていた。私が高校から大学の頃に読んだのは、そのうちのせいぜい4冊ぐらいだったと記憶しているが、孤児の女の子が青年に引き取られて育つというストーリーは、とにかく魅力的だった。

いま改めて読んだら、どう感じるだろう。旧くないかなぁ…