名鉄ホールが、3月で営業を終了


名古屋の名鉄ホールが、この3月をもって、劇場の営業を終了するとのこと。

http://e-meitetsu.lekumo.biz/hall/2015/01/post-dffc.html(名鉄ホールブログ)

http://www.asahi.com/articles/ASH1W5K74H1WOIPE01T.html?iref=sp_cul_stage_list_n038(朝日新聞)

『同ホールは1957年に開館した。同百貨店によると、照明や音響、舞台などの設備が老朽化し、設備の更新には2億円以上が必要という。4月以降の興行の予約は昨年2月から停止し、建物を所有する名古屋鉄道と営業継続に向けて検討してきたが、断念した。4月以降は、名鉄グループ株主総会や入社式など社内行事で利用する。』


私は、名鉄ホールでの観劇は、ほんの数回しかなかったけれど、名鉄ホールといえば、中部圏の商業演劇、とくに女優座長公演の殿堂的なイメージがあった。東宝系や石井ふく子演出の舞台が多くかかっていたという記憶がある。1か月単位の公演としては、2007年7月が最後で、それ以後は、短期公演の貸館になっていた。

老朽化した舞台や設備の改修費用が出せないというのも、商業演劇をとりまく環境がすっかり変わってしまった結果なのでしょう。