モーツァルト! 12月6日昼


12月6日(土)に、帝劇で、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

12時00分開演。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 日浦美菜子


日浦美菜子さんのアマデは、先月の観劇時よりも、さらに表情が出ていた。ヴォルフガングが死んで、アマデが死ぬときもはっきり笑っていたし、最後に笑うアマデは過去にもいたけど、でも、アマデとしてこんなに表情を出して演じる子は、めずらしいかな。口もとの綻び率も高いから、けっこう歯が見えるのも、特徴的。

日浦アマデは、いちど見ると、ハマる。私は、このアマデが、劇中で何度か歩幅を大きくとるところがかなり気に入っている。音楽と動きの合わせ方が上手いと思う。

このステージでは、クライマックスの「モーツァルトモーツァルト!」に入る前、アマデがピアノの上から箱と羽根ペンを取るところで、羽根ペンが落ちた。


いまのアマデって、死んだあと、ヴォルフガングのひざの上に倒れ込むのが上手いし、倒れたあとのかたちもすごくきれいだ。

むかしは、倒れたあとの体勢が不安定に見えたり、たまに、ずり落ちそうで大丈夫かな?みたいなこともあったけど、いまのアマデは、きれいに倒れている。これは・・・様式が確立したからなのかな?あるいは、むかしに較べると、アマデを演じる子が小さくなったりで、ひざの上に倒れるのには身体的条件がぴったりとか、そういうこともあるのだろうか?


イープラスの貸切公演だったので、カーテンコールで主演者からのあいさつがあったのは、すでに書いたとおり。
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20141207/p1

最後の緞帳前登場で、アマデをおんぶするとき、11月に見たときの井上ヴォルフガングは、「さあ、帰ろう」といっていたのが、この日は「よぉーし、帰ろう」だった。