みんな我が子 (新国立劇場小劇場)
「みんな我が子」
(アーサー・ミラー 作、伊藤美代子 翻訳、ダニエル・カトナー 演出)
公演プログラム、1200円。(坂口湧久くんの写真が、かわいいな)
上演時間は、55分、休憩15分、1時間15分で、計2時間25分。
新国立劇場小劇場の公演は、A2列が最前列。
12月3日(土)昼公演(午後2時開演)の時点で、舞台写真を500円で販売していた。A、B、Cの3セットあったが、子役は写っていなかった。
ロビーでは、今後の日程のリピーターチケット(8500円→7000円)を販売していた。
[配役]
ジョー・ケラー 長塚京三
ケイト・ケラー 麻実れい
クリス・ケラー 田島優成
アン・ディーヴァー 朝海ひかる
ジョージ・ディーヴァー 柄本佑
ドクター・ジム・ベイリス 隆大介
スー・ベイリス 山下容莉枝
フランク・リュビィ 加治将樹
リディア・リュビィ 浜崎茜
バート 坂口湧久・鈴木知憲 (Wキャスト)
12月3日昼のバート役は、鈴木知憲くんだった。
バートの出演は、第一幕のみ。カーテンコールの立ち位置は下手の端。
最初の観劇から見事に外しちゃって、しかも、せっかく最前列の席だったのに…。もはや、運の尽きである。ま、仕方がないね。初日は午後7時開演で、子役がカーテンコールに出ないかも知れない訳だから、とても行く気にはなれなかったし。
それにしても(と、愚痴が続くが)、この公演、「エリザベート」のタイトルロールだったひとが出るので、新国立劇場小劇場の座席数では開幕前に売り切れるのではないかと思って、先行発売まで利用してせっせとチケットを買ったのに、前売りチケットは意外なほど動かなかった。後になってから良席は湧いて出るし、リピーターチケット(割引価格)もあるとなっては、定価+手数料で複数公演を買った客としては(しかも辺鄙な席位置だったりする)、もう気絶しそう。震災後、演劇公演のチケットは、総じて売れ行きが落ちている印象があるといっても…
とはいえ、舞台そのものはスリリングな展開で、とってもおもしろいので、その点では不満はないのだが。
第二幕での、クリスの鼻水がすごかった。舞台であれほどの鼻水を見たのは、近年では、「おくりびと」(の中村勘太郎)ぐらいか。いや、今回は、そんなもんじゃないすごさだった。
(朝海ひかるさんの、あのウエストの細さは、まさか、エリザベートそのものなのかな?)
この回は、終演後に、アフタートークがあった。このアフタートークは、追加されたもので、私は、当日会場の掲示を見るまで知らなかった。
登壇は、4人で、並びは、下手から、朝海ひかる、伊藤美代子(翻訳・通訳)、ダニエル・カトナー(演出)、田島優成(司会兼任)。キャストのふたりは、衣裳のままでの登場。
このアフタートークが、20分。