NHK東京児童合唱団第39回定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル)
11月27日(土)は、東京オペラシティコンサートホールでの、
へ出かけた。
27、28日の2日間で2ステージ行なわれたNHK東京児童合唱団定期演奏会の1日目のステージで、27日は午後6時開演。終演は、8時40分(途中休憩あり)。
1階客席は、3列が最前列の仕様。
私が、NHK東京児童合唱団の定期演奏会を聴くのは、一昨年以来で、2度目。座席は実質的な7列目で、思ったより近く感じた。
児童合唱は楽しくて、時間が経つのが早い。
プログラムは、以下のとおり。
1 N児が選ぶ日本の歌50選(第五集)―「みんなのうた」シリーズ1
遠い世界に(西岡たかし 作詞・作曲)
みんなのうたメドレー わが想い出のメロディー'70〜'80
空がこんなに青いとは
メトロポリタン美術館
ドラキュラのうた
山口さんちのツトム君
この広い野原いっぱい
南の島のハメハメハ大王
ともだちはいいもんだ
ちいさい秋みつけた
コンピューターおばあちゃん
北風小僧の寒太郎
今日の日はさようなら
切手のないおくりもの
演奏:ジュニアクラス、シニアクラス、ユースシンガーズ
2 日本民謡による四つの女声合唱曲
手まり歌
おてだま唄
子守唄
おぼこ祝い唄
演奏:ユースシンガーズ
3 児童合唱のためのコンポジション第12番「はるかなあしたから」(間宮芳生 作詞・作曲)
1 海の章
2 魚の章
3 鯨の章
4 ひとの章
5 光の章
演奏:シニアクラス、ジュニアクラス
4 童声合唱とオーケストラのための「響紋」ピアノ・リダクション版(三善晃 作曲)
演奏:ジュニアクラス、シニアクラス、ユースシンガーズ
5 ―藤井むつ子さんに捧ぐ― マリンバと童声合唱のための「かみさまへのてがみ」(谷川俊太郎 訳詩、三善晃 作曲)
演奏:ジュニアクラス
6 唱歌の四季
1.朧月夜
2.茶摘
3.紅葉
4.雪
5.夕焼小焼
演奏:ジュニアクラス、シニアクラス、ユースシンガーズ
アンコール
千羽鶴(横山鼎 作詞、大島ミチル 作曲)
指揮:加藤洋朗、金田典子、大谷研二
ピアノ:斎木ユリ、加藤昌則、新垣隆、根本英亮、河野紘子、伊藤友香
パーカッション:藤井里佳
フルート:重見佳奈
オルガン:大竹くみ
みんなのうたメドレーは、いずれも耳なじみがあり、また、うたったこともある曲が揃っていて、私の世代には懐かしくて楽しいセレクト。個人的には、「切手のないおくりもの」に、ちょっとした思い出があって、子どもの頃の記憶がよみがえった。
「かみさまへのてがみ」の詩が、おもしろい。子どもならではの疑問がおもしろいし、神様に対して物怖じせず率直なのがいいな、とジュニアクラスの演奏を聴きつつ思った。無宗教で子どものときから神様など信じていなかった私には到底生まれて来ない発想でもある。(谷川俊太郎 訳の本も出ている)
配付されたプログラムによれば、今回の出演は、ジュニアクラス(小2〜小4)68名、シニアクラス(小5〜中2)105名、ユースシンガーズ31名。
なお、来年の、第40回定期演奏会は、同じ会場で、2011年11月12日(土)、13日(日)と発表されている。