大奥(明治座) 初日


6月2日(水)に、明治座

「大奥」

を見た。

フジテレビ系ドラマ「大奥」より、脚本・浅野妙子、演出・林徹(フジテレビ)、劇化・吉村ゆう

2007年10月に明治座で初演、翌月は中日劇場でも上演し、2008年はツアーバージョンの公演が全国を回った舞台「大奥」の再演である。

今年は、明治座のあと、7月に博多座、11月には大阪松竹座で上演される。


この日、初日。11時開演。

上演時間は「一幕60分、幕間30分、二幕55分、幕間25分、三幕60分」で、3時間50分。(明治座での初演時に較べて、2回目の休憩を5分短くしてある)

初日は、カーテンコールが終わったのが、15時直前ぐらい。


公演プログラムは、1500円。


出演の子役は・・・

お雪: 岡田衣桜・小島一華 (ダブルキャスト)

太郎: 堺谷翔・高橋駿海 (ダブルキャスト)

義三: 新野雄貴・鈴木青澄 (ダブルキャスト)


いおちゃんといちかちゃんは、劇団東俳。初日に出ていたのは、いおちゃんですね。

子役は3人出るので、お雪も(全国ツアーバージョンのときの)子守っ子ではなくて、3人で遊ぶバージョンである。


余談だが、この「大奥」のメイン子役は「お雪」。来月(7月)の明治座公演「長崎ぶらぶら節」のメイン子役も「お雪」。そちらは、呼ぶときは後ろに「チ」が付いて「お雪チ」になるのだけれど。


カーテンコールは、初演と同様、子役は登場せず。瀧山役の浅野ゆう子さんの挨拶があり、プログラムにも書かれているが、カーテンコールで着る、ダイヤが散りばめられた打掛は、総額一億円以上。今回は、実成院役に多岐川裕美さんを迎え、和宮役の安達祐実ちゃんとともにダブルゆみちゃんなのだと。

また、6月2日は、(大奥スリーアミーゴスの)鷲尾真知子さんの誕生日とのことで、ハッピーバースデー&花束贈呈が行なわれた。・・・なんだか、普段の明治座公演ではあまり見ないようなカーテンコールであった。


この舞台は初演時から一部シーンで映像が使われていたが、今回は転換時にも何度かの映写が加わり、その分映像の使用が少し増えている。

3階席での観劇だったが、客席2階と3階の「左」に花道用のモニターがあるのに気付いた。たとえば新橋演舞場にあるのと同じ、花道使用時に花道を映すテレビのことだが、明治座は、いつからこのモニターはあるの?