おしん 少女編(郡山市民文化センター) 11月13日昼・夜


11月1日〜12月2日まで巡演中の、

平成21年全国特別公演

おしん 少女編」
(原作・脚本:橋田壽賀子、補綴:菊村禮、演出:石井ふく子)


11月13日(金)の、郡山市民文化センター 大ホールでの公演を観劇。

午後1時開演/午後5時開演の昼・夜2公演を続けて見た。

このホールに来るのは、昨年の「大奥」(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080518/p1)以来。


1時開演は、

おしんが、佐々木麻緒。加賀屋加代は、渡邉ひかる


5時開演は、

おしんが、諸星すみれ。加賀屋加代は、神山未来。


上演時間は、

一幕 1時間25分、幕間 20分、二幕 50分

となっていて、浅草公会堂公演(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20091110/p1)より、休憩が5分短かった。

公演プログラムは、浅草と同様に、500円で販売。


11/9に見た、浅草公会堂での公演とのちがいとしては、

第一幕の俊作の山小屋の場で、舞台下手側に、御園座公演であったように斜めに高くなった雪道があって、おしんが水汲み(というか汲んで来るのは雪だが)に行ったり、おしんが「ああをとうとよ君を泣く 君死にたまふことなかれ」でのスキップしながらの出などで、ここを何度も使っていたこと。

浅草公会堂で見た日は、この斜めに高くなる道は置いていなかったから、巡演では使わないのかと思ったが、浅草公会堂はステージが広くないせいだったのか?


昼の部は、最初の場で、ばんちゃんがおしんに50銭を渡すところで、50銭を落としちゃったので、びっくり。

佐々木麻緒ちゃんは、ちょっとしたセリフのいい回しとかに+αがあって、しばらく振りに見ると、すごく新鮮に思える。演技が大っきくなった印象。殴られたりして倒れたときに、片足が高く上がるのが、おもしろい!


昼・夜観劇すると、明かりに目が慣れるので、夜の部は、諸星おしんのメイクをチェック。少し赤くしたほっぺに、左右2か所くらいに黒を刷く感じ。

おしんを呼ぶお加代さまの声が聴こえて、諸星すみれちゃんが懐にある「うらしまたろう」の本を気にして、困った表情を見せるところが、かわいい。


2回とも、1階前方左端(下手のほう)の席に座ったのだが、一幕で、おしんが定次にことづけを頼むところ、とうちゃん、かあちゃん、ばんちゃん、おれは達者で心配いらねー…っていうのを、ほとんど正面に見ることが出来たり、おいもをかじるのがよく見えたり、それなりに面白い席だった。でも、このホールの1階前方は、傾斜がないので、見づらいのが、難。土下座しちゃうと、おしんが見えな〜い。


ツアー公演で、ダブルキャストの子役を昼・夜で両方見られるというのは、(一部のミュージカルを別にすれば)あまりないことだよね。もし、子役のおしんが休演したら、公演が中止になってしまうから、リスク回避という意味合いもあるのかも知れないけど。


帰りは、郡山駅で、柏屋の薄皮饅頭をお土産に買った。こしあんの8コ入りを買ったところ、+2コおまけが付いて来たので、おまけの2コは新幹線のなかで食した。

うめー。 (と、おしんならいうだろうか…)

復路の新幹線の自由席は、ガラ空きで、楽ちん。


綾辻行人「Another アナザー」(角川書店)を前日から読みはじめたらやめられなくなり、ちょっと荷物になるとは思ったが持って来て、移動の新幹線や、昼・夜公演の間などを使って読み進め、帰宅後に、読了。綾辻行人は、(本格よりも)ホラーのほうが、いい。この「Another」は、叙述トリック的な部分が、面白い。

というのは、余談。

            • -

おしん」関連のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/searchdiary?word=%A4%AA%A4%B7%A4%F3&type=detail
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20091031/p4(劇団ひまわり出演情報ページ〜諸星すみれ渡邉ひかる〜)