おしん 少女編(サンシティ越谷市民ホール) 11月17日昼・夜
11月1日〜12月2日まで巡演中の、平成21年全国特別公演
「おしん 少女編」
(原作・脚本:橋田壽賀子、補綴:菊村禮、演出:石井ふく子)
11月17日(火)の、サンシティ越谷市民ホール大ホールでの公演を観劇。
1時開演の昼の部は、
5時開演の夜の部は、
おしんが、諸星すみれ。加賀屋加代は、神山未来。
上演時間は、
一幕 1時間25分、幕間 20分、二幕 50分
このホールは、1列目に座ると、舞台がとても近い。と感じるのは、大ホールにしては、舞台が低いからだ。
第一幕、最初の場の、いかだ下り。
新橋演舞場や御園座では、花道の川を、数百万円(?)したとかいう噂の筏が磁気テープの間の進路をスムーズに流れて行ったのだったが、花道を使わないこの全国公演では、筏を上手のソデからロープで引っぱって動かしているようで、この日は、筏につないであるロープがはっきり見て取れた。
そのロープは、雪のシーンにまぎれるように、色は白で、じっさい、他の公演地での観劇では、(席位置やステージの高さのせいもあろうが)ロープは見えなかった。意識して探さないと、案外、気が付かないかも知れない。
第二幕で、ハーモニカをめぐって喧嘩したおしんと加代が仲直りして、おしんが左手にけがしてるのに気付いた加代の「おめぇ、けがしてるんでねぇか、血ぃ出てるでねぇか」(←ちょっとあやふやだが)といったセリフになるが、神山未来ちゃんの加代は、諸星すみれちゃんのおしんの左手をとってこのセリフをいっている。
だから、これを受けての「ツバつけとけばすぐ治る」というセリフのときのおしんの動きも、少しちがっていて、このちがいがおもしろい。
雨の降る寒い一日で、昼・夜公演の間は、温かいうどんを食ったり、ホール隣のダイエーで買い物をしたり、マクドナルドでコーヒーを飲んだりするうちに、たちまちのうちに過ぎた。
夜の部は、お客さんが少なくて、さびしい客席だった。
帰りは、予定より1本早い武蔵野線に乗ることが出来て、乗り換えの接続もよく、夜の部終演からちょうど55分で家に着いた。武蔵野線はあまり乗りたい路線ではないが、サンシティ越谷は駅から近いのが、何より。
私の「おしん 少女編」観劇予定も、あと2会場3ステージ。のはずだったが、某公演地をやむなく断念することににしたため、残すところは、1会場での昼・夜のみとなってしまった。
夏に予定を組んだときに、公演期間中のうちの3週間に、週2会場ずつ見ようと予定を立てたのだったが、そんなことにこだわらずに、単純に行きやすい会場を優先して考えればよかった(長野なら、行けたのに…)。10月以降、妙に気ぜわしくて、今月は余裕がない。
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