「おしん 青春編」(御園座) 千穐楽


8月27日(木)に、

おしん 青春編」
(橋田壽賀子 原作・脚本、石井ふく子 演出)

の千秋楽を観劇。


8月御園座の「おしん」は、

7日の初日(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20090808/p1)
17日昼・夜(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20090823/p3)

に見て以来。期せずして、7、17、27と「7」の日ばかり。

千秋楽の子役は、初日と同じ組なので・・・佐々木麻緒(おしん)、渡邉ひかる(加賀屋加代)、飛永翔(男の子)、南部綜汰(男の子)。


第一幕第四場。俊作の山小屋でのおしんのセリフのとき、おしんが持ったお椀からタヌキ汁が2回こぼれた(たくさんよそってくれてたのだろうか)。

その次の場の最初で、「末にうまれし君なれば 親のなさけはまさりしも」で出て来たおしんが、洗濯物を干そうとしたら、舞台下手の木と木の間に渡してある紐(縄かな?)がとれちゃった。どうするのかなと思ったら、おしんちゃんが自分で外れた紐を木の枝に引っかけて、そのまま続けた。あれは、引っかけてあるだけだったのか、と。

山小屋の場では、下手の奥へ続く雪道の、坂になっているところを、佐々木麻緒ちゃんが歩いて下りないで、すーと滑るようにしていたのがおもしろかった。


二幕で加賀屋の座敷になって、大奥様にいわれて「うらしまたろう」の本を読んだおしんが、本を返しに行くのに、お加代さまの前を通るときに身体を屈めて歩くのだけれど、その佐々木麻緒ちゃんの歩き方が少し派手、というかコミカルな感じになっていた。

この日の二幕では、子役のシーンで、フットマイクの一部を下に向けてあって、転換中に向きを直すなどしていた。


ところで、第二幕は、子役のシーンが、約30分である。もし「おしん 少女編」を同じ場割でやると、一幕が90分、休憩後の二幕が30分になってしまい、巡演とはいえ二幕が少し短い気がするが、さて、秋の全国公演「少女編」はいかがなりましょうか…。


カーテンコールは、下手での大人おしんのハーモニカ〜子役おしん登場のいつもの流れで、子役はダブルキャストのふたりが揃っておしんの扮装で登場して、並びは、(客席から向かって)左に佐々木麻緒ちゃん、真ん中に小林綾子さん、右に諸星すみれちゃん。

最後に、正面へおじぎするとき、諸星すみれちゃんの口が「ありがとうございました」と動いているのが見えた。昨夏の新橋演舞場公演では、佐々木麻緒ちゃんより諸星すみれちゃんのほうが小さかったのに、今夏のふたりの身長はほとんどかわらないようだった。

子役おしんがふたり揃ったカーテンコールは、かわいさ百万倍!




以下は、参考までに、8月御園座公演の出演予定(チケット発売後の6月末頃に劇場に問い合わせたときのもの)。

8/7(金) 11時佐々木麻緒★
8/8(土) 11時諸星すみれ☆/4時半佐々木麻緒★
8/9(日) 11時 ☆/4時半 ☆
8/10(月) 11時 ☆
8/11(火) 11時 ★/4時半 ★
8/12(水) 11時 ★/4時半 ★
8/13(木) 11時 ☆
8/14(金) 11時 ☆/4時半 ☆
8/15(土)11時(貸切)★/4時半(貸切)★
8/16(日) 11時 ★
8/17(月) 11時 ☆/4時半 ☆
8/18(火) 11時 ☆
8/19(水) 11時 ★/4時半 ★
8/20(木) 11時 ☆/4時半 ☆
8/21(金) 11時 ★
8/22(土) 11時 ★/4時半 ☆
8/23(日) 11時 ☆/4時半 ☆
8/24(月) 11時 ★
8/25(火) 11時 ★/4時半 ★
8/26(水) 11時 ☆/4時半 ☆
8/27(木) 11時 ★

(★=佐々木麻緒、渡邉ひかる ☆=諸星すみれ、神山未来)

            • -

おしん」関連のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/searchdiary?word=%A4%AA%A4%B7%A4%F3&type=detail