リトル・ウイング (シアター代官山)


劇団ひまわりミュージカル「リトル・ウイング」
(原作:吉冨多美、脚本・演出:鈴村近雄、音楽:SINGO、振付:近藤大介)
http://www.himawari.net/stage/littlewing/


8月23日(日)に、スワンチームの公演を見た。憶え書きとして、少しだけ。

雑感の部分は、スワンチームで見てのもの。


公演プログラム、500円。

上演時間、約2時間(休憩なし)。12時開演の所見の回は、1時55分に終演。

座席は、中央ブロックがB列から。

両サイドのブロックは、D列から。ただし、会場の座席表ではE列からになっていた。でも、座席はD列もあり、座っているひともいた(ので、サイドブロックのD列も出すことがあるみたい)。また、座席表ではサイドブロック前方の端っこの席は未使用のものが数席あるが、これも満席になれば出すのかも…。

最後列は、J列で、下手ブロックのそこは音響操作卓。

ということで、今回のシアター代官山の客席は、補助席なしの満席で、100人強と思われる。

終演後に、先の日程のチケットを4000円(全席指定4300円のもの)で販売していた。


子役たちが等身大の小学生役を演じて、メインの子役は、セリフの比重も大きいので、力量が分かりやすいし、アンサンブルのキャストが見せるちょっとしたシーンでの+αの雰囲気など、観客としての見どころは、作品の完成度ではなく、個々の子役の魅力や可能性の発見のほうにあろう。そこが面白さであり、同時に少しの物足りなさにもなっている。

舞台の印象としては、ハイレベルな発表会といった感じ。だから、この舞台は、複数回見るなら、両方のチームを見ようとするより、興味のある子役がメインの役を演じる片方の組だけを繰り返して見て、ステージごとの変化や公演中の成長を楽しむのがよさそうだ。(両方見ようとした私は、失敗)

4300円という料金設定は、近年のひまわりの公演や、他のジュニアミュージカルの料金と較べると、微妙なライン。(4000円でリピーターチケットを売っていたから、あらかじめ複数回のチケットを買ったのもまた、失敗なのか?)

魔女は、セリフをうまくこなして、それらしさがあって、上手い。セリフとうたがマイクに頼り過ぎな気はするが、だからこそああいう役に仕上がっているのだとも思う。多くのキャストが等身大の小学生を演じるなかでは、非人間のキャラクターは、もうけ役でもある。苺と夏実を見守る役どころで、舞台にいる時間も長い。

所見の回は、途中、夏実がセリフをまちがえたのか詰まったのか、セリフがちょっと変になったり、終盤では苺がセットの階段でコケたりして、びっくり。

白組の応援団長が、おもしろ〜い。


(ところで、「リトル・ウイング」って、ワンステージに何人出演しているの?)


11月の「アンネ〜アンネの日記より〜」、年末の「Dance Connection 2009 in Yokohama」のチラシが配布されていた。

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http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20090716/p2(「リトル・ウイング」の配役)