柳生武芸帳


来年1月2日のテレビ東京新春ワイド時代劇は、反町隆史柳生十兵衛役で主演する「柳生武芸帳」を放送する。


同局の新春ワイド時代劇は1979年から毎年1月2日に放送し、32作目。当初は12時間、01〜09年は10時間となった。同局が地上デジタル放送では、チャンネルが「7」に替わるアピールもあり、今回は7時間の放送となる。』(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/07/30/04.html

「殺陣とアクションをメーンにしたエンタテインメント時代劇」と制作側。十兵衛と宿敵・山田浮月斉との戦いなど殺陣シーンの割合は「30分に1回」(同)。』『宗矩役を高橋英樹、十兵衛の弟・又十郎宗冬を速水もこみちが演じる。』(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090729-OHT1T00334.htm


『7時間』のほうが「いま」の時代感覚にはあっているよね。再来年はどうなるか分からないけれど。


柳生武芸帳」は、過去にも同じ枠(12時間の頃)でいちどやっている。北大路欣也の十兵衛、若林豪山田浮月斎で、各部のクライマックスでの両優の立ち回りは見ごたえがあった。

五味康祐の「柳生武芸帳」って、山田浮月斎と霞の兄弟が主役だと思っていたけれど、いつの間にか柳生側がメインになった印象。
私が子どもの頃の新潮文庫版は、まだ旧漢字で書かれたもので、買って来て読みはじめたはいいが、旧漢字の羅列にたびたびつまずいて、読むのにひどく時間がかかり、半分ぐらいで挫折した。子どもに旧漢字は、荷が重かった。(その後、読みやすい改版が出たけれど…)
むかし読んだなかでは、五味康祐は「二人の武蔵」が面白かったな。