新聞広告によると、3月2日に、
吉川弘文館より、人物叢書257として
今泉淑夫「世阿弥」(2205円)
が刊行になる。
著者は、日本中世史、思想史の研究者で、一般向けには禅や一休さんの研究で知られているようだ。
世阿弥については、中世文学の研究者による伝書や謡曲研究にもとづく能楽史的アプローチが主導して来た訳で、いまさら史学者による人物叢書もないだろうと思うのですが・・・著者の専門からすると、仏教との関わりあたりに新見地があるのでしょうか。
高い本ではないので、どんなことを書いているのか、買って読んでみましょう。