伊達騒動と原田甲斐
吉川弘文館(http://www.yoshikawa-k.co.jp/)から、昨年11月の新刊として、下記の本が出ている。
小林清治「伊達騒動と原田甲斐」(2200円+税)
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b210788.html
『歌舞伎「伽羅先代萩」では悪役だが、小説『樅ノ木は残った』では忠臣とされた仙台藩重臣原田甲斐。史料を丹念に読み解き史実に迫る。』
という内容で、おもしろそう!と思ったのだけれど、これは新しく書かれたのではなくて、「読みなおす日本史」という過去に刊行された本を復刊するシリーズの一冊。
「伊達騒動と原田甲斐」は、1970年に徳間書店から刊行された本の再刊、ということになるようだ。
でも、読んでみたいな。
著者は故人で、福島大学、東北学院大学の教授だったひと。検索すると、伊達政宗や伊達藩、中世・戦国期の東北地方の歴史に関する著書がある。