天才の父 レオポルト・モーツァルトの青春 その他


石井宏「天才の父 レオポルト・モーツァルトの青春」(新潮社、1800円税別)
http://www.shinchosha.co.jp/book/390304/

を、先日、買った。

タイトルの通り、モーツァルトの父親、レオポルトを主人公とした読み物。この「天才の父 レオポルト・モーツァルトの青春」は、ヴォルフガングの誕生で終わっている。著者の構想は「モーツァルト家の物語」として、このあと、神童時代のヴォルフガングや、ヴォルフガングの自立から終焉、家族の生態をえがいて「モーツァルト家の物語」全5部になる予定だと。


新潮社の5月の新刊は、

佐野眞一甘粕正彦 乱心の曠野」(1900円税別)

を楽しみにしていたのだが、いざ手にとってみると、読むのがしんどそうな気がして迷ってしまい、5月の新刊案内を眺めたら、「天才の父 レオポルト・モーツァルトの青春」というのが出ていたので、あっさり鞍替えした。が、「甘粕正彦 乱心の曠野」には未練があるので買いたいところだが、さて。

未読の本はたまりつつあり、未読だから古本屋へ売る訳には行かないから、整理はつかない。拙宅に暮らした猫のにゃんころげは、生前、本やプログラムを階段状に積み上げておいた上をのぼったり下りたりして遊んでいた。猫が歩いてもくずれないように積まないといけニャいのだった。


猫といえば、6月末の新潮文庫の新刊で、

岩合光昭「ネコさまとぼく」(「猫さまとぼく」改題)が発売予定。
http://www.shinchosha.co.jp/book/119819/


直木三十五の評伝、植村鞆音直木三十五伝」

が文春文庫になったので、これは週末に入手して読みたい。