モーツァルト! (11月9日)


ミュージカル「モーツァルト!」

帝国劇場で、11月9日(日)の公演を見た。12時30分開演。

会場ロビーに掲出の上演時間は、第一幕 1時間25分、幕間 25分、第二幕 1時間25分。

この日の終演(最後の、ヴォルフガングとアマデの緞帳前登場の終わりまで)は、午後3時55分。

公演プログラムは、2000円。

今回の帝劇公演は、初日(8日)のチケットを取りそこなってどうしたものかと思っていたが・・・・アマデの出演予定の発表後は、もう公演の初日よりも内田未来ちゃんのアマデ初日のほうが見たくなって、この日のチケットを購入。子役が素晴らしいと、呼吸をするのも忘れそうなくらいに舞台に集中出来て、楽しいこと限りなし。
見てしまえば、やはり、「モーツァルト!」は、この上なくおもしろい。

ちなみに、このステージで、私の「モーツァルト!」観劇は、トータルで60回になった。(←少ないというなかれ。これでも初演から地道に楽しんで楽しんだ結果です)


さて、以下は、今回公演で目についたことのいくつか。

第一幕のコロレド大司教の登場シーンが上手の階段を下りて来るのではなく、奥からの出になっていた。「僕はウィーンに残る」では、コロレドが女たちを侍らせたまま、下手の位置から動かないままで進行し、「哀れなレオポルト、息子はごろつき」のところでヴォルフガングを突き落とすのはアルコ伯爵がやっていた。
これは、何?演出そのものの変更なのか、それとも、コロレドさんに、あまり動けないような事由が発生したための措置なのでしょうか?気になる変更。

マンハイムウェーバー家では、地図の地名の字がでっかくなって、カラー文字に。地図自体も大きくなっている。

ヴォルフガングとアマデの死後、ナンネールが箱(アマデの3点セットのあの箱)を手にすると、それを舞台ばな(ステージのいちばん手前)に置いて、そのままフィナーレに。カーテンコールの幕が上がっても、箱は置かれたまま。カーテンコールで、ヴォルフガングとアマデが登場すると、アマデがその箱を拾って、箱がアマデの手に戻る、という流れになっていた。


カーテンコールでは、山崎育三郎さんからあいさつと、9日に初日を迎えたキャスト4人(本人含む)の紹介があった。

前回の帝劇公演(2010年=4演目)は「カーテンコール → ヴォルフガング&アマデの緞帳前登場 → オーケストラ演奏」という順だったのだったが、9日のステージでは「カーテンコール → オーケストラ演奏 → ヴォルフガング&アマデの緞帳前登場」という3演目までと同じやり方だった。(そのせいか、ヴォルフガング&アマデの緞帳前登場を待たずに出て行くお客さんもけっこういた)

緞帳前では、内田未来ちゃんが「ありがとうございました」といった。

(緞帳前でアマデがひと言あいさつしたりして、アマデが初っ端からしゃべるのがめずらしくなくなったのは、前回公演からだよね。それ以前のアマデはなかなかしゃべらなくて、最後の出演になってやっとアマデがしゃべるという感じだった)


カーテンコール&緞帳前の様子は、TohoChannelに動画が出ている。
https://www.youtube.com/channel/UCjaWxz81Jq_8NcGW0Tt_CNA


(※このテキストは、後日、少し手を入れました)