「芋たこなんきん」第4週「しゃべる、しゃべる」(第20回)

10月24日(火)放送、「芋たこなんきん」第20回
町子(山崎奈々)ちゃん10歳の回想編。

マサルにズロースを見られて絶叫するマコちゃん、おもしろすぎ!


連続テレビ小説公式サイトの、『演出のこだわり 町子・少女編』のディレクターのお話は、なるほどとうなずくところ、大。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/topics/enshutsu1/index.html
ドラマの時系列と関係なく回想されるエピソードは、ひとつのお話として完結させる。回想シーンは、あえて誇張した演出をして、思い出として印象づける。
そのために、やはり現代編と町子・少女編で登場人物が全く重ならないことが重要でした。一人でもだぶっていると、どちらも印象を引きずってしまうので難しいんです。
特に、『芋たこなんきん』では、町子のルーツがことあるごとに出てきますから、あまり現代編と町子・少女編のリンクを意識しすぎると、ずっと藤山直美さんのイメージを引きずりながら町子・少女編を見ることになってしまう。そうではなくて、少女時代の町子が現代の藤山さん演じる町子に反映されるという風にしたかったんです。

・・・じっさいに、思い出というのは、記憶のなかで誇張されたり、美化されているものだし、もしそうでなかったとしても、誰れかに話すときは、その傾向が生じるものだよね。