十八世中村勘三郎七回忌追善 芸術祭十月大歌舞伎 夜の部の子役など


十八世中村勘三郎七回忌追善 芸術祭十月大歌舞伎(10月1日〜25日、歌舞伎座)


10月3日(水)に、夜の部を見た。午後4時30分開演。

この日、終演は、8時36分ぐらい。

夜の部は、「宮島のだんまり」、「義経千本桜 吉野山」、「助六曲輪初花桜」。


夜の部の

助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)」

に出演の子役、&部屋子やお弟子は、


茶屋廻り金太:小椋裕大・三瓶由騎 (交互出演)
茶屋廻り松次:川名海喜・白井蓮 (交互出演)

揚巻付禿たより:高丸えみり・森尾惟一 (交互出演)
揚巻付禿しげり:石黒巧・醍醐晴 (交互出演)
白玉付禿しげの:大石優季・岡本朋己 (交互出演)
白玉付禿きよの:熊田果菜子・長野香耶理 (交互出演)


今回の茶屋廻りは、本舞台上手からの出と花道から出る子とひとりずつ。

白玉付振袖新造で出演している3人(市川福之助、片岡千太郎、市川猿)は、

魁道中では部屋子のふたりが前。下手端の縁台(というのか床几台?)に腰かけたときは、最下手から序列順に福之助(白玉付振袖新造 玉枝)、千太郎(同 玉里)、猿、の並び。


松嶋屋助六(というより、成田屋ではない助六)を、私は、はじめて見た。出端の音楽は、長唄

成田屋の「助六由縁江戸桜」だと、最初に、成田屋一門もしくは市川を名乗る役者が登場しての口上があり、続けて、御簾内ヘ向いて河東節連中を促す声をかけるのだが・・・そういうのは、なし。