リサとガスパール THE MUSICAL ダンス!ダンス!ダンス!(戸田市文化会館)
リサとガスパール THE MUSICAL ダンス!ダンス!ダンス!
原作:アン・グットマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン
脚本・作詞・演出:源井和仁
音楽監督・作曲:神村茂三
振付:柴田桃子 橋本さとみ
を見た。
過去ログのこの公演。
→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20180206/p1
千秋楽だからなのか、いつもそうだったのかは分からないけど、関係者っぽいひと多数。
セントラル受付や、テアトルアカデミー受付の表示もあったから、そっちルートからの来場も少なからずだったのかな。
開演前、近くの席から、これお金を払って見るひといるのかな、とかいう会話が聴こえて来て・・・定価購入で発券手数料まで払った身としては、立場がなくて内心苦笑するしかなかった。
じっさい、一般売りのチケットは、公演日の1週間前でもまだ最前列の中央ブロックから残席があって、見やすい席をじっくり選んで買えたのだったが。
親子連れ向けのステージだと思っていたから、最前列は避けたのだったが、舞台の内容からすると、別に最前列でも問題なかったね。
客席は、1階席が8割方は埋まっている感じだったし、何年か前に同じ会場で見た、スイセイ・ミュージカルよりも入っていた。
ま、とにかく、舞台はとってもおもしろくって、それが何より。
プログラムは、入場の際に、カラー4ページのものが、リサガスクリアファイルに入って、配付された。大宮千莉ちゃんを大きく扱ったセントラルのチラシや、古賀瑠くんの載ったテアトルアカデミーのチラシなども入っていた。
チラシといえば、この舞台って、最初に出たリサガス役のふたりがメインのチラシのあとに、舞台写真版のチラシも出ていたのだね。両方あると、なかなかよい。
最初に、着ぐるみのリサとガスパールが登場して、前説がある。(あのふたりの声は、録音なの?生なの?)
上演時間は、1幕 60分、休憩15分、2幕 45分で、約2時間。
リサガスが住むパリで、世界的な(笑)キッズダンスコンテストが開催されることになり、リサガスが出場することになったが、些細なことからケンカになって、ダンスどころか「トワトモ(永遠の友だち)」解消の危機。でも仲直りして、コンテストに出場すると、仲良しぶりが認められて特別賞ももらえて、めでたく大団円。
他愛のないストーリーだけれど、悪人が出て来なくて嫌なところがないし、見ていて顔がほころんじゃう。
大宮千莉ちゃんは何しろかわいいし(とくに声のかわいさは絶品)、さらにクラスメイトでライバルダンスチームの女の子ふたり、エリカ(坂上梨々愛)ちゃんとニコラ(茅森優那)ちゃんがむちゃくちゃかわいいので、とにかく見ていて楽しい。
コンテストでのダンスシーンは、各国の特徴的な踊りを取り込んで、バレエのキャラクターダンスふうに創られていた。リサガスのダンスでは、キックボードが使われた。
休憩明けの、夢のなかのシーン(「真夜中ゾンビ」っていうナンバーかな)が、なかなかよかった。
客席通路の使用は、割りと多め。
セットのリサガスのベッド(上手にガスパール、下手にリサ)は、収納式になっていた。
(舞台としてのスケールは全然ちがうけど) 収納式のセットというと、「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜 」を思い出しちゃう。でも、古賀瑠くん出演の舞台だったら、私には、「ビリー・エリオット」よりも、こっちのほうが楽しめるかも。
ロビーの物販コーナーでは、送料込み5000円で、スペース・ゼロでの舞台を収録したブルーレイ or DVDの予約販売をしていた。
届くのは、7月下旬ですってよ。ふふ