中日劇場が、2018年3月で営業を終了


中日劇場が、2018年3月をもって営業を終了する。中日ビルの建て替えに伴うもので、新たなビル内に、本格的な劇場を設ける予定はないとのこと。


http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016092890203810.html(中日新聞)

『開館から50年がたち、老朽化が進んでいるため。2019年3月末に閉館し、新ビルは20年代半ばの完成を目指す。建て替えに伴い、中日ビル内の中日劇場は18年3月末で営業を終え、閉館することを決めた。』

『閉館する中日劇場は新聞社が直営する全国唯一の劇場で、中日ビルと同じ1966年に開業。座席数は1420で、歌舞伎や宝塚歌劇団、著名芸能人の座長公演など多彩な演目で親しまれてきた。

 水野専務は「50年間ほぼ赤字で、本格的な劇場を民間だけの力で経営するのは極めて厳しい。断腸の思いで閉鎖せざるを得ない」と語った。新ビルに本格的な劇場はつくらないが、多目的ホールなど文化発信につながる拠点を整備する方針だ。』

http://natalie.mu/stage/news/203601(ステージナタリー)


名鉄ホールはすでに1か月単位の公演から撤退して、単発公演だけになっているし、御園座もどうなるのか判然としないし、名古屋の3大劇場が次々に・・・

思えば、はじめて中日劇場へ行ったのは、伊藤つかさ(当時はまだアイドル)主演の音楽劇「にんじん」だった。その次は、1994年の「レ・ミゼラブル」かな。

中日劇場でいちばん回数見たのは、2005年の「モーツァルト!」。思い出深いのは、「モーツァルト!」もそうだけど、やっぱり(森光子さんの)「放浪記」。