市川海老蔵 GRAND JAPAN THEATER (Bunkamura オーチャードホール)


2月1日(月)に、オーチャードホールで、

市川海老蔵 GRAND JAPAN THEATER

を見た。

 過去ログのこの公演。→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20151106/p2

午後4時開演。

一、狂言「三番三」茂山逸平
二、能「土蜘蛛」観世喜正、梅若紀彰、川口晃平、他
三、新歌舞伎十八番の内「春興鏡獅子」

公演プログラム、1500円。福福兄弟のインタビューページが、見開きで。1ページずつ。


「春興鏡獅子」の配役は、

小姓弥生後に獅子の精:市川海老蔵
胡蝶の精:市川福太郎
胡蝶の精:市川福之助
局 吉野:市川升吉
老女 飛鳥井:市川新蔵
後見:市川新蔵市川新十郎、市川升一


「春興鏡獅子」は、最初の家老、用人らの台詞の件りは、カット。
囃子、長唄連中居並んでいて、弥生が手を引かれて現れるところから。

胡蝶の登場は、通常は、お囃子や長唄の座した床が左右に分かれて、奥から二畳台に乗ってふたりが出て来るが、今回はそれはなくて、左右の襖からの出。もちろん、上手から福太郎くんで、下手が福之助くん。

二畳台は、後シテの登場の前に、後見が舞台に運んで来た。

花道がないので、獅子の精の登場では、花道でいちど後ろ向きに引っ込むところは、演奏のみで、獅子の出はそのあとの、本舞台への登場から。

鏡獅子が終わってまた幕が上がり、カーテンコールがあった。海老蔵丈と福福きょうだい。

1日の終演は、午後6時06分ぐらい。途中休憩は、1回だった。

能のときも所作板だけで橋懸かりはないので、緞帳が下りて終わるかたち。