花子とアン 第1週


連続テレビ小説花子とアン」の第1週は、「おしん」のパロディのようなところがあったけれど、「おしん」よりもトーンが明るいのがよかったな。

おしん」とは逆の配置になっていたのもおもしろかった。おしんは学校へ行けなかったが、はなは行けている。おしんには、ばんちゃ(祖母)がいたけど、はなには、おじいやん(祖父)が同居している。おしんでは兄が残っておしんが奉公に出るが、「花子とアン」では、結局、兄がはなの代わりに奉公へ行った。
花子とアン」では、母親より父親のほうがはなに肩入れしていて、その親莫迦ぶりが楽しい。

なお、おしんもはなも母親の名前は同じで、ふじ。

花子とアン」は、甲府。第1回が1900(明治33)年で、はなは7歳。第6回では、3年経って、1903(明治36)年になる。

おしん」は、山形。おしんは、1907(明治40)年に、7歳で奉公に出た。

つまり、「花子とアン」のはなは、おしんよりも年上だ。


ところで、あの髪型の名称は、「おたばこ盆」というのだね。