おしん 7月16日昼


7月16日(水)は、新橋演舞場で、「おしん」を観劇。

昼の部で、11時30分開演。

子役は、おしんが佐々木麻緒ちゃんで、加代がももちゃん。


7月16日は、午後から赤坂あたりの小劇場で、某舞台を見る予定だったが、件のチケットは放擲して(かなりの良席だったのだが)、当日券で「おしん」を見ることにした。
だって、おしん、かわいいんだもの。働きものだし。あんなにかわいくて、面白いのでは、何回も見たくなっちゃうのは自然の理。(ちなみに夜は「おしん」はやってなかったので、PARCO劇場へ行ったことはすでに書いたとおり)


佐々木麻緒ちゃんのおしんが「あゝをとうとよ 君を泣く 君死にたまふことなかれ」と諳んじながら洗濯物を抱えて花道を出て来るのに、スキップしてるところが、いいな!


俊作が撃たれたあと、おしんは家に帰って来るのだが、脱走兵といっしょにいたというので、父親の作造(前田吟)とひと悶着あって、その後、大事なハーモニカがないことに気付いて、探す。納屋のはしごの下あたりで、ハーモニカを見つけるのだが、このハーモニカをいつ落とすのかが分からなかった。この日、注目していたら、父ちゃんに叩かれたりしているうちに落とすのではなくて、ハーモニカがはしごの下(照明が当たると、はしごの影が出来るところ)にあらかじめ置いてあって、それを、おしんは、落としたという演技をして見つけて、納屋でハーモニカを吹きながら、第一幕が終わる。

七つで奉公に出たおしんが、ぞうきんがけしているときに、材木店の女中のつね(東てる美)が、おしんがする仕事の内容をセリフでいう。ここで、おしんちゃんに見とれていると、そのセリフが耳を素通りしちゃったりするのだが、聴いていると、そのつねのセリフが、中川材木店の場でのシチュエーションに重なっていて、たとえば、奥さまがタケ坊ちゃまにお乳を上げている間におしんがおしめを洗う、というシーンが、次の場で演じられる。


山小屋で俊作に字を教わるときの、「うめえもんのう」「うめぼしのう」…っていうおしんのセリフ、かわいいなぁ! 初日に見たとき、「うめえもん」とは何だろう(「梅右衛門」か?(笑)など)と思ったが、その次に見たとき、うめぇもん=美味しいもののことだと分かった。


ももちゃんの加代、手習いで「加賀屋」って書くとき、下が詰まって「屋」の字が窮屈になることが多いよね。
お加代さまのお習字は、毎回見逃せません。


おしん」の公演もあと1週間(これを書いているのは、7/21だから)。まだ、最前列を数回残しているので、今後の観劇も大切に楽しみたい。

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関連ログ(抜粋)。
おしん」の子役 http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080704/p2
生活ほっとモーニング http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080711/p3
九つだっす http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080718/p
7月22日夜は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080723/p2
7月14日昼は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080717/p1
7月11日夜は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080712/p3