「見上げてごらん夜の星を」昭和38年・東京再演版台本


月刊だった「ミュージカル」誌の1991年8月号は、坂本九七回忌追悼として、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」が、昭和38年に坂本九主演で再演されたときの台本が掲載され、作・演出の永六輔インタビューも併載されている。

先日、「見上げてごらん夜の星を ミュージカルこそわが人生」(大谷美智浩 潤色)を観劇したあと、この東京再演版台本が載った「ミュージカル」誌のバックナンバーを探して、本棚やら押入れを引っかき回したあげくに、やっと見つけ出した。

1991年8月号というと、20年も前の号になる。当時は、「月刊ミュージカル」と呼ばれたこの雑誌の存在は貴重で、とくにミュージカル公演評が楽しみで、90年代前半には、よく買っていた。

しばらく前に、持っていたバックナンバーの半分ぐらいを処分してしまったので、件の号も、本といっしょに古本屋へ行っちゃったのではないかと、探しながらハラハラしたが、あってよかった。