「日輪の遺産」初日舞台挨拶付上映(角川シネマ有楽町)


今日(8月27日)は、朝から、角川シネマ有楽町での

映画「日輪の遺産
http://www.nichirin-movie.jp/

公開初日舞台挨拶付き上映へ出かけた。マスコミの取材が入るのは、新宿だろうと思ったので、有楽町での舞台挨拶付き上映を見ることにした(チケットは角川シネマ新宿のほうが売り切れるのは遅かったようだが)。取材が入らないとあって、最前列からお客さんを入れていた。


午前10時開始で、上映終了後に、舞台挨拶が行なわれた。

登壇者は、下手からの並びで、森迫永依ユースケ・サンタマリア堺雅人福士誠治佐々部清(監督)。

佐々部清監督は、この「日輪の遺産」がちょうど10本目の監督作品で、企画から5年がかりとのこと。森迫永依ちゃんは、ヒールの靴で、映画の女学生役と較べるとだいぶ大人びた風情だったが、服や髪形は清楚なイメージ。

客席の後ろからの照明のおかげで、登壇者の表情もちゃんと見えた。


上映時間、134分(本編)。パンフレット、700円。


森脇高女第二学年の20人を演じているのは、


森迫永依  土屋太鳳 松本花奈 遠藤恵里奈

新見紗央 長崎三沙 篠塚瑠音 佐藤純果 中さとみ 浜田美優 久保田日向 石幡七海子 田中茉莉香 金子海音 鈴木杏奈 中西夢乃 門井由莉乃 山門香央里 松本優花 前田瀬奈


映画では、「現代」にあたる部分が、浅田次郎の原作とはちがう設定になっていた。が、けっこう上手くつくってある。

「現代」とは対照的に、「戦中・戦後」は、映画を見て気になったり印象的だったシーンは、原作の小説を読み返すことで確認、照合するとまた楽しめる。
たとえば、8月15日に曹長(中村獅童)と久枝(森迫永依)が風呂掃除をするところは、映画では、戦後にふたりが夫婦になることを暗示させるような、小説よりも少し踏み込んだニュアンスが付けてあって、とてもいいシーンになっている、などなど。