IMAバレエフェスティバル「くるみ割り人形」(光が丘IMAホール)
3月1日(日)に、光が丘IMAホールで、
IMAバレエフェスティバル「くるみ割り人形」(構成・振付:松崎すみ子)
を見た。
過去ログの、この公演である。
→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20081229/p4
3月1日は、13時開演と16時開演の2回公演あって、その2回を続けて鑑賞。
光が丘IMAホールでの「くるみ割り人形」は、2007年、2008年は3ステージとも見たのだったが、今年は、他公演の観劇との兼ね合いもあり、2ステージのみ。
主な配役は・・・
クララ: 関麻佑子(2/28 18時)・須賀遥香(3/1 13時)・高崎理紗子(3/1 16時)
フリッツ: 中橋沙里乃(2/28 18時)・林莉菜(3/1 13時)・加藤亜実(3/1 16時)
ドロッセルマイヤー: 小原孝司
雪の女王: 岡博美
雪の王: 長谷川秀介
コロンビーヌ: 金子優
クラウン: 小出顕太郎
あし笛の踊り、(お客様、雪の精): 高岡優貴
お父さん: 井上浩一
お母さん、コーヒー: 松崎えり
乳母 (バレエミストレス): 菊沢和子
ねずみの王様、コーヒー: 大神田正美
今年は、クララもフリッツも3人いて、1ステージずつだが、それぞれクララ、フリッツで出演しない2回のうちの1回は、クララの友人、フリッツの友人役で、パーティーの場に出演するキャスティングになっていた。
過去の2年と較べて、いちばん目立ったちがいは、「雪」のシーンのステージングで、振付だけでなく、背景も新しくなっていた。以前に較べて、ソリスト(雪の女王、雪の王)の踊りを群舞のなかにとけ込ませるような傾向が窺えたが、セットは今年のほうがきれいに思える。
第1幕の、くるみ割り人形から王子への変身では、ドロッセルマイヤーが楯になり黒幕を使うやり方。昨年公演の、点滅する照明の使用は、今年はなくなっていた。
子役たちが踊るキャンディケーキは、14人。プログラムを見返すと、2007年は11人、2008年が12人だから、だんだん増えている。今年は、3人が箱(ワゴン)の上に座っての登場だったので、箱のなかから出て来るのは11人。途中から、クララも踊りに加わる。
昨年12月の「マッチ売りの少女」でタイトルロールを踊った藤崎花美さんが、クララの友人(第1幕)とキャンディケーキ(第2幕)で出ていたので、見ていて楽しめた。「マッチ売りの少女」はモノトーンなイメージだったが、「くるみ割り人形」での出演シーンは、ステージや衣裳も明るい色あい。クリスマスパーティでの髪形が、かわいかった。