クラシック・ヨコハマ サロンコンサート(城戸かれん)


1月24日(土)は、大倉山記念館で行なわれた

クラシック・ヨコハマ サロンコンサート

へ出かけた。会場は、定員80人の、同記念館内のホール。

出演は・・・


城戸かれん(ヴァイオリン) 2007年第61回全日本学生音楽コンクール全国大会バイオリン部門中学校の部第1位

他に第62回大会の横浜市民賞受賞者が出演予定と発表されていたが、2008年全国大会ピアノ部門高校の部第3位、横浜市民賞の、
桝谷優斗(ピアノ)

また、城戸かれんちゃんと共演の伴奏(無伴奏2曲以外の2曲とアンコール)は、
大須賀恵里(ピアノ)


大倉山記念館は、東急東横線大倉山駅から徒歩6、7分のところにあるが、往きは大変な坂道を上ることになり、これはけっこうしんどい坂である。「坂道の途中で、わたし息が途切れ途切れ〜」などと、高校生のときに好きだった沢田聖子のうたのフレーズが想い浮かんだりした。


午後2時開演。

まず、桝谷優斗さんのピアノ演奏。(高校1年生とのことだが、もう少し上に見える感じ)

ブラームス:創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1
ラフマニノフ:絵画的練習曲 変ホ短調 Op.33-6 嬰ハ短調 Op.33-9


続いて、城戸かれんさんの登場。

銀色(銀ねず)のドレス、同色の靴。

★バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108

  ここで、10分の休憩。

再び、城戸かれんさんの登場。

★イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op.27-6
★イザイ:サン=サーンスのワルツ形式の練習曲(Op.52-6)によるカプリース

このあと、城戸かれんさんから簡単なあいさつがあって(ちょっと失敗しちゃったとかいっていた)、アンコールが1曲。

チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出より メロディ


休憩込みで、90分のコンサート。

1000円という廉価で、城戸かれんちゃんの演奏を間近で聴けて、よかった。城戸かれんちゃんて、演奏の合間に、ドレスでてのひらを拭うのが、くせなのかな。何度もやっていたし、昨夏のトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラとの競演のときにも、していたから。

かれんちゃんは、やっぱり若くて可憐! また聴きたいものである。またというなら、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番を、もう一回聴いてみたい。