ラ・ルーチェ弦楽八重奏団第1回公演(JTアートホール アフィニス)


4月18日(金)は、JTアートホール アフィニスで行われた、

ラ・ルーチェ弦楽八重奏団第1回公演 La Luce vol.1

http://laluceoctet.wix.com/laluce-official-web

に出かけた。

午後7時開演。全席自由、一般3000円。

会場のホールには、はじめて行った。客席数256席。虎ノ門JTビルの2階にある。
http://www.jti.co.jp/knowledge/arthall/index.html


城戸かれんちゃんがメンバーだというので、足を運んだ次第。

自由席だから急ぐこともないと、なかなかチケットを買わずにいたら、いつの間にか、ぴあでもイープラスでも売り切れになっちゃって、あれれ、これはまずいかもと思って、ツイッターをチェックしていたら、3月の終わりぐらいに、ぴあとイープラスにチケットを追加で出すという情報が出たので、そこで押さえてひと安心。


ラ・ルーチェ弦楽八重奏団については、この、城戸かれんさんのインタビューを見つけて読んだときに知ったのだったが、
https://www.suginamigaku.org/content_disp.php?c=441bfb8dd6a32&n=3
クラシックファンの間では、もう少し前から知られていた模様。


弦楽器の重奏というかたちの室内楽を生で聴くのは、じつは、はじめて。
最前列の中央ブロックはすでに埋まっていたので、さて、どこに座ればよいかと、ちょっと迷ったが、やはりヴァイオリン奏者を見やすい席にした。それでよかったのだけれど・・・弦楽八重奏ではヴァイオリンが左右に分かれる並び方になったりして(こういう並びになるって知らなかった…)、曲によっては見づらいことも。

事前に公式サイトで当日の曲目と奏者について見てはいたが、曲ごとにメンバーの並び位置が変わるので、そういう変化もおもしろかった。いちばん下手側のファーストバイオリンも4人が順番で、配付されたプログラムには、その4人がそれぞれ楽曲の解説を書いていた。


プログラムは、

モーツァルト:弦楽五重奏曲第6番 K.614 変ホ長調
チャイコフスキー弦楽六重奏曲 Op.70 「フィレンツェの思い出」

  〜休憩〜

ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 Op.20 変ホ長調




休憩前の出演は、メンバー全員が黒で揃えた装いで、女性陣3名も黒のドレス(これは、今回の演奏会のチラシの写真と同じ服だったみたい)。

20分(だったと思う)の休憩後は、女性陣がお着替えして、赤、あるいはピンクのドレスで登場。髪も飾り付け。男性陣も、チーフなどでアクセントを付けていた。
公式ツイッター(https://twitter.com/octet_laluce)に写真あり。

城戸かれんさんは、あの色のドレスは似合うね(シブい赤で深みのある色合いで)。


とても楽しめた演奏会だったのだけれど、何より新鮮に感じたのが、ヴィオラ。私みたいな素人は、普段、ビオラってほとんど注目しない楽器なのに、こういう弦楽重奏を生で聴くと、ビオラの音が耳によく響いて来るということ。そこが楽しさのひとつだった。
それと、田原綾子さんて、かわいいひとだね。ネットに出ているプロフィールとかを見てはいたけど、そういう写真より、実物のほうがずっといい感じ。ヴィオリストのホープとして注目されているということに、納得。

アンコールが1曲あって、「リベルタンゴ」。アンコールらしい選曲で、気持ちよく終わった。

終演は、9時25分。