昨日は、鶴千代君を見物


昨日(11月21日)は、新橋演舞場で花形歌舞伎 夜の部を見た。

「通し狂言 伽羅先代萩」の子役は、先週14日と同じ子たちだった。今月は、渡邉ひかるちゃんの鶴千代君を2回見ることが出来たので、5月の同じ演舞場での「一本刀土俵入」と同じ轍は踏まずに済んだ(のは、いささかなりと学習した)訳である。

昨日21日(金)の座席は、イープラスの一等席優待(得チケ、14700円→10000円)で、2階席の2列目だった。二等席より安い値段で、ほぼ正面なのでお得だった。小槙が花道で鶴千代のお脈を診るところもいい角度で見えたし、「床下」でねずみが頭から入るための、すっぽんの滑り台もちゃんと見て取れた。

20日放送の「徹子の部屋」を見て、ずい分細いと思ったら、仁木弾正は「肉」を着ているのか。14日に「刃傷」を見たときには、ちっとも気づかなかった。


舞台写真を期待していたのに、鶴千代君の顔がちゃんと写っているのはなく、それでも、後々の参考にと、とにかく写っているのを2点購入。


夜の部の舞踊「龍虎」。これ、最初に迫り上がって来たとき、頭にそれぞれのミニチュアを乗っけているのが、チョーウケる(←ちょっと使ってみた(笑))。途中でふたりのメイク(隈)が消えちゃうのは、どんな妖術か奇術かしら。それにしても、ふたりして、あんなに闇雲に毛を振り回したら、毛振りのありがた味も雲散霧消。でも、忙しいから、舞踊にしては、見ていて退屈しない。


先代萩」については、改めて何がしかを書くとして
(書きました。→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20081124/p4)
・・・この日は「吉田屋」の予定を「先代萩」に変更してしまったので、このままだと今月は「かむろのたより」が禿たよりを見ないで終わるという危機的状況が迫って来た。