都はるみ特別公演「好きになった人」/都はるみ熱唱2008(新宿コマ劇場) 3月15日夜


3月15日(土)は、デビュー45周年 都はるみ特別公演「好きになった人」/都はるみ熱唱2008

を見た。
新宿コマ劇場での同公演は、初日にいちど観劇(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080305/p1)して以来で、この日が再見。


もともと、3月15日は、杉並演劇祭参加の某舞台を見ようと予定を立てていたのだったが、斉藤晶ちゃんの「好きになった人」出演予定の日で見に行けるのは、初日のあとはこの日しかなく(他に都合のつく日は貸切である)、新宿コマ劇場に乗り換えた次第。


午後4時開演。

ロビー表示の上演時間は、初日よりも短縮されていて、

お芝居の「好きになった人 恩師・市川昭介都はるみ物語」(池田政之脚本・演出)が、1時間30分。休憩35分。そのあと、「都はるみ熱唱2008」(中村一好構成・演出)が、1時間15分。

となっていた。所見の回のじっさいの終演は、7時26分頃だった。


「好きになった人」の子役は、ダブルキャストだが(→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080305/p1)

15日は、初日と同じ、斉藤晶さんと、中田莉歌さんの出演


斉藤晶ちゃんが演じるのは、北村松代(=都はるみの母)と北村春美(=都はるみ)、それぞれの子供時代で、どちらもうたうシーンがあるが、北村春美の子ども時代のときにうたっているのは、初日の観劇雑感でも書いたように「港町十三番地」。

では、北村松代の子ども時代にうたっているのは、というと、

 ♪ くらいみそらのながれぼし…

といううたで、聴いたことがあるようなないような曲。名古屋での観劇のときにも気になってはいたので、何という曲だろうと思い、「暗いみ空の流れ星…」という歌詞を憶えて来て調べてみたら、どうやらこれは「流れ星」といううたのようである。

「流れ星」↓(※音が出ます)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsukakoshi/kasi_n/nagarebosi.html


この北村松代役のときは、白のブラウスに吊り紐の付いたスカート。連れ子で義理の孫だというので家に入れてもらえなくて、うたをうたって堪えるという見せ場があって、子役のこのうたで照明が落ちて、転換。

一場置いたあとの場で北村春美役になると、スカートがジャンパースカートに替わるが、髪形はふたっつしばりのままで(斉藤晶ちゃんの結わくにはまだ短か目の髪が、かわいい)、変わらない。あ、あと、靴が替わるのかな。


都はるみさんは5人姉弟(1男4女)のいちばん上だが、このお芝居には、妹ひとりしか登場しない(ただし、他にも弟妹がいることはセリフのなかに出て来る)。


都はるみ熱唱2008 は、中日劇場では、お芝居「好きになった人」の行間を綴るかのように、多くのヒット曲とエピソードで進行したが、この新宿コマ劇場では(中日劇場で見たよりも)ショーとしての独自性が感じられる。どの程度変えているのだろう?私は座長さんのファンではないので、選曲や曲順の異同までは分からないので、全体から受ける印象だけれど。

都はるみさんの歌謡ショーは、面白いね。いままでに見た演歌系の歌手のひとの座長公演では、いちばんいいかも。


ところで、出演者関係のブログを見ると、この舞台の子役オーディションは2月9日に行なわれ、12日に出演が決定している。揃っての稽古が26日からで、3月1日が劇場(楽屋)入り、4日が初日。
けっこう間際になってから、子役は選ばれているのだね。なんか、歌舞伎みたい。

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「好きになった人」関連のエントリー。(抜粋)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080305/p1(新宿コマ劇場初日)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080301/p3(斉藤晶さんが出演)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080214/p1(生活ほっとモーニング)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080128/p2(中日劇場公演の雑感)