劇団四季ミュージカルBOOK『ウィキッド』のすべて

日経エンタテインメント!別冊
劇団四季ミュージカルBOOK『ウィキッド』のすべて
(日経BP社、1500円+税)

を購入。

28日に、歌舞伎座までの往復に読もうと買ったが、個人的には読みどころは少ない。石丸幹二さんのトニーの舞台写真が懐かしいのと、佐野正幸さんのインタビューが「オペラ座の怪人」での役の心構えに触れていたのがよかったくらい。

現在の劇団四季が好きなひとには面白いのかな。『ウィキッド』の舞台裏に関していえば、「あしたをつかめ」の2回分で、私は充分である。

田中彰孝さんがインタビューの他、四季芸術センター徹底ルポの案内役で登場しているので、ファンのひとにはお買い得かも知れない。

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滝田栄氏の本滝田栄、仏像を彫る」(毎日新聞社、1600円+税)とどちらを買おうか、じつは、書店で、迷ったのだけれど…

こちらは、「レ・ミゼラブル」関連のことを書いてあるあたりを数ページ読んだだけだが。滝田栄さんというと、ジャン・バルジャンのイメージが強くて、つい、ジャン・バルジャンそのひとであるかのように重ねてしまいがちだけれど、役とは別のいろいろな葛藤も抱えながら、日々演じていたのだなぁ、と。