須貝菜々子ちゃん その他

映画「サイドカーに犬
http://www.sidecar-movie.jp/
須貝菜々子ちゃんが出ているんだ。

須貝菜々子ちゃんは、3月に放送された、テレビ朝日のドラマ「ミヤコ蝶々ものがたり」で、主人公の子ども時代を演じていたのが、記憶に新しい。
http://www.tv-asahi.co.jp/drama-miyako/


ところで、「ミヤコ蝶々ものがたり」が放送される少し前に、たまたま、日経ビジネス人文庫から出ている私の履歴書 女優の運命」(日本経済新聞社、1300円+税)を読んでいたので、ドラマをその「おさらい」のように見ることが出来た。

芸事好きで横山エンタツとも親交があった父親は、昭和2年、営んでいた家具店を畳んで、7歳の娘、蝶々を座長に都家蝶々一座を組んで旅回りに出る。いくら旅回りとはいえ、実績もないわずか7歳の子どもに座長が務まるのかと思うが、当時はお金を出せば、一座を組めるぐらいの芸人がぱっと集まったという。


私の履歴書 女優の運命」は、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」を本にまとめたシリーズの一冊で、ミヤコ蝶々のほか、東山千栄子水谷八重子(初代)、杉村春子田中絹代の5人が収録されている。
東山千栄子は女優を志したのが遅かったひとだが、モスクワにいた主婦時代に、スタニスラフスキーが演出・出演した「桜の園」を見たのだという。スタニスラフスキーと聞くと、なんとなく、かなりむかしのひとのような先入観があるのだが、こういうのを読むと、歴史はいまとむかしがあるのではなく、常に地続きなのだと再認識させられる。